新Mmの憂鬱、特許切れ迫る米BMS社「オプジーボ」に救世主降臨、抗PD-L1・VEGF2抗原特異抗体pumitamig 2025.09.17
新Mmの憂鬱、閉鎖系全自動培養装置で自家間葉系幹細胞コストの壁打破、脳梗塞のP2aを進める札幌発ベンチャー 2025.09.12
新Mmの憂鬱、初の実用化が迫るPROTACがアンドラガブル標的の新薬プラットフォームになるための2つの関門 2025.09.10
新Mmの憂鬱、今あるわが国の危機少子化、対策の決め手?性染色体消失度による妊娠力判定技術 2025.09.05
新Mmの憂鬱、再生医療やバイオ生産でAIとロボットが融合せざるを得ない理由 2025.09.03
イノベーター列伝2巻、「フェブリック」(1)古くて新しいブロック・バスター 2022.01.21
イノベーター列伝1巻アビガン(1)
認可迫る我が国発の新型コロナ治療薬「アビガン」の創造者 2020.10.01
イノベーター列伝1巻アビガン(2)
難敵アシクロビルの呪い、ランダムスクリーニングに活路 2020.10.01
このコラムの狙い
日経バイオテク、Biotechnology Japan、コンセンサスエンジンなどを創刊、40年間日経グループなどで、先端バイオや先端医療の最前線を取材してきた科学ジャーナリスト、宮田満のコラムです。2020年9月末に日経BP社を完全に卒業、やっとサラリーマン・ジャーナリストから憧れのフリーランスになりました。また、2020年6月15日からベンチャー・キャピタリストとしてヘルスケア(HCI)1号ファンドを創成、傍観者としての隔靴掻痒を打破して、より深くイノベーションの実相に当事者として迫ります。当然、投資案件には愛情も募り利害相反(COI)も生じ、コラムのバイアスは避けられません。下記に示したCOIをよくお読みになって、読者自身「これは言い過ぎだ」などと、ご判断してお読み願います。ここでは私は私の意見を信ずるまま正直に申し上げます。
皆さんの忌憚ないご意見や情報提供を期待いたします。
COI
株式会社ヘルスケアイノベーションは株式会社宮田総研と株式会社大滝総研が折半で設立した合弁会社です。我が国のバイオベンチャーキャピタルの草分けである大滝博義氏と一緒に、我が国のバイオ・ヘルスケア産業の成長の頸木であるミドルステージのベンチャー企業の支援に7割を投資、さらに次世代の技術シーズを生むイノベーターに3割を投資いたします。現在までに、第一三共株式会社と大日本住友製薬株式会社、兼松からHCI1号ファンドに出資いただいています。現在、投資先の有望企業を選定中で、まだ出資企業はありません。