新Mmの憂鬱、米NCI、がんゲノム医療の拡大を狙う大規模併用薬選定治験、ComboMATCH initiative着手 2023.06.02
新Mmの憂鬱、エピジェネティック(Epi)時計、ゲノム解析で生物学的年齢が判る!老化研究のインフラ出現 2023.05.31
新Mmの憂鬱、FDA、間接的なアンチエージング薬の治験を認可、コンパニオン動物の延命薬 2023.05.26
新Mmの憂鬱、FDA、再投与・自己投与可能な遺伝子治療認可、オフ・ラベル利用が爆発か? 2023.05.24
新Mmの憂鬱、日米の最高裁、PCSK9に対する抗体医薬の特許訴訟で真逆の判断 2023.05.19
イノベーター列伝2巻、「フェブリック」(1)古くて新しいブロック・バスター 2022.01.21
イノベーター列伝1巻アビガン(1)
認可迫る我が国発の新型コロナ治療薬「アビガン」の創造者 2020.10.01
イノベーター列伝1巻アビガン(2)
難敵アシクロビルの呪い、ランダムスクリーニングに活路 2020.10.01
このコラムの狙い
日経バイオテク、Biotechnology Japan、コンセンサスエンジンなどを創刊、40年間日経グループなどで、先端バイオや先端医療の最前線を取材してきた科学ジャーナリスト、宮田満のコラムです。2020年9月末に日経BP社を完全に卒業、やっとサラリーマン・ジャーナリストから憧れのフリーランスになりました。また、2020年6月15日からベンチャー・キャピタリストとしてヘルスケア(HCI)1号ファンドを創成、傍観者としての隔靴掻痒を打破して、より深くイノベーションの実相に当事者として迫ります。当然、投資案件には愛情も募り利害相反(COI)も生じ、コラムのバイアスは避けられません。下記に示したCOIをよくお読みになって、読者自身「これは言い過ぎだ」などと、ご判断してお読み願います。ここでは私は私の意見を信ずるまま正直に申し上げます。
皆さんの忌憚ないご意見や情報提供を期待いたします。
COI
株式会社ヘルスケアイノベーションは株式会社宮田総研と株式会社大滝総研が折半で設立した合弁会社です。我が国のバイオベンチャーキャピタルの草分けである大滝博義氏と一緒に、我が国のバイオ・ヘルスケア産業の成長の頸木であるミドルステージのベンチャー企業の支援に7割を投資、さらに次世代の技術シーズを生むイノベーターに3割を投資いたします。現在までに、第一三共株式会社と大日本住友製薬株式会社、兼松からHCI1号ファンドに出資いただいています。現在、投資先の有望企業を選定中で、まだ出資企業はありません。