新Mmの憂鬱、抗体薬剤複合体開発最前線(完)、ADC標的抗原の探索が次の重要課題
お元気ですか?GWはいかがお過ごしだったでしょうか?私は筋肉痛に襲われています。
●宮田満のバイオ・アメージング、2025年5月20日15時~16時無料オンライン
「遺伝子改変マウスで探る人間のこころ」、藤田医科大学 総合医科学研究所 システム医科学宮川剛教授をお招きして、遺伝子改変マウスの精神疾患モデルで、どここまでヒトの疾患に肉薄できるか、議論します。皆さんからの質問にも全部答えるべく努力します。下記のリンクから急ぎお申込み願います。
https://www.jba.or.jp/event/post_251/
●宮田満一押、LINK-J Conference – R&D × Investment -2025 25年5月10日
米国の定番バイオ・カンファレンス、JP Morgan biotech conferenceの日本版を目指した第二回のリアル・カンファレンスです。国内のトップ製薬企業のプレゼンなど、今後のバイオの潮流を知る絶好の機会です。現在、リアル参加料早期割引募集中です。
https://www.link-j.org/event/article-45303.html
GW明けの配信を再開させていただきます。
抗原薬物複合体(ADC)の最前線に関しては2回シリーズで終わる予定でしたが、重要な課題を失念していたので、完結編として追加させていただきます。抗体医薬の初期には標的抗原の枯渇が問題になりました。ADCでも、最適な標的抗原を見つけることが大きな課題として浮かび上がっています。ただ、細胞表面に結合するだけでなく、細胞膜を変化させて細胞内部にADCが取り込まれ、尚且つ、エンドソーム内で抗体からペイロード(抗がん剤など)が切り離され、細胞質に染み出て薬効を示す必要があるためです。
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