新Mmの憂鬱、米Vedanta社、腸内細菌VE202、P2治験失敗、カクテル製剤に疑問符
お元気ですか?
夏季休暇はいかがでしたか?京都は存外観光客が少なかった印象を持ちました。不況の影が差してきたのでしょうか?
●宮田満一押しLINK-Jセミナー 2025年8月29日 RNA標的低分子化合物開発
第15回次世代モダリティセミナー
大阪大学 産業科学研究所 核酸標的低分子創薬研究分野 特任教授 中谷 和彦 氏、株式会社Veritas In Silico 代表取締役社長 中村 慎吾 氏、中外製薬株式会社 メディカルアフェアーズ本部 スペシャリティメディカルサイエンス部 川田 洋充 氏、国立研究開発法人 日本医療研究開発機構(AMED)創薬事業部長日下部 哲也 氏が登場、RNA標的創薬の可能性を議論します。
https://www.link-j.org/event/article-47323.html
腸内細菌製剤のパイオニアであった米Vedanta Biosicencs社が今月、全社員の約20%のレイオフをSNSで発表しました。同社のフラッグシップ製剤であるVE202が潰瘍性大腸炎を対象として治験フェーズ2で有効性を示すことに失敗したためです。しかし、一方でわが国の国立がん研究センターのグループは、がん患者の免疫賦活によって免疫チェックポイント阻害剤の有効性を向上させる腸内細菌(単一株)をNature誌に発表しました。腸内細菌製剤やカクテルからまず単一菌製剤に向かうことが明白になったと考えています。便移植からカクテル製剤までの道のりは尚遠しです。
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