新Mmの憂鬱、BioJapan2020現場報告、バイオで暴かれる新型コロナの正体
皆さん、お元気ですか?
現在、パシフィコ横浜で開催中のBioJapan2020で取材中です。国内の出展社は昨年並みを確保、さすがに海外からの出展者はベルギーなどを除き減少していますが、会場は予想以上の賑わいを示しています。パシフィコ横浜も先月からイベントが再開されたばかり、経済復興の一歩がバイオでも示されつつあります。ただし「狂気の沙汰だ」と指摘する感染症の専門家(セミナーの座長を務めていただきました)もいたことは明記しなくてはなりません。入場の際の検温、徹底した消毒、マスク着用を義務つけていますが、完全にリスク排除とは参りません。この専門家も指摘していましたが、こうした対策でも入場を防ぎえない無症候性のスプレッダーをどう発見するのか?そして新型コロナの死亡率は感染者の0.3%(20年7月)ですから、重症化する300人に1人を見分ける重症化バイオマーカーの発見こそ焦眉の急務です。ただし、昨日ご来場した方を安心させるデータもあります。直近の新型コロナの感染率は我が国では人口10万人当たり2.4人、無症候性感染者が20%あるとすると感染者は約3人になります。昨日の来場者の数は4421人でした。関係者も含め6000人と考えると、BioJapan2020に来場した新型コロナ感染者は0.18人となり、理論的には一人もいません。BioJapan2020の運営担当者としてはなんとも皮肉な状況ですが、来場者は5000人をあんまり上回って欲しくない。むしろ、バイオ産業を我が国でもなんとか勃興させるという熱量の多いプロに今年は濃密にご参加いただきたいと願っております。勿論、大勢の方がリモートでご参加いただけることは大歓迎です。
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BioJapan2020の初日は、新型インフルエンザ等対策閣僚会議新型インフルエンザ等対策有識者会議会長兼新型コロナウイルス感染症対策分科会長、つまり我が国の新型コロナ制圧の科学的責任者である尾身茂独立行政法人地域医療機能推進機構理事長の基調講演で幕を開けました。今回のメールでは現場及び楽屋裏で取材したとれとれの新型コロナに関する情報をお届けします。
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