新Mmの憂鬱、脳梗塞の4割が社会復帰する究極の救急医療に残された課題

皆さん、お元気ですか?

米国大統領選挙はとんでもないつばぜり合いとなり、このコラムを執筆している時間でも、まだ新大統領が決まりません。現在、数の上では劣勢のトランプ現大統領は連邦最高裁判所に提訴する構えです。今回の大統領選挙の結果次第では日本周辺もきな臭くなりかねません。新型コロナの再流行といい、年末から年初にかけて激動の時を過ごさなくてはなりません。やれやれです。実は2014年から日経アジア感染症会議を立ち上げ、新興再興感染症対策の官民協力プロジェクトを提言してきたのですが、残念ながら新型コロナウイルスのパンデミックの抑止にはまだまだ課題を残しました。11月6日から7日、横浜パシフィコ+バーチャルで、第7回日経・FT感染症会議(今年から名称変更)を開催しますが、今回は我が国の新型コロナウイルスの現時点までの対策を総点検します。この会議の議長は奇しくも政府の分科会会長である尾身茂独立行政法人地域医療機能推進機構理事長、どこまで切り込めますか?腕試しです。このメールでも速報をお伝えする予定です。ご期待願います。

◎関連リンク
https://adweb.nikkei.co.jp/kansensho2020/

現在、会員登録した40人の方が、まだクレジットカードの登録をいただいていないため、全文を読むことができません。お手数ですが会員登録後、記事全文を読むリンクをクリック願います。また、該当すると思われる読者は是非下記の良くある質問をお読み願います。11月までに会員登録した方に限定して、1か月無料購読をもれなくサービスいたします。これはお知らせメールに事前登録いただいた皆さんに限定の特典です。新Mmの憂鬱サイトにもQ&Aを掲載しました。「日経IDや日経BPのパスワードで読めない?」など迷子になっている皆さん、どうぞ下記より会員登録いただき、最新コラムをご堪能願います。

◎関連サイト
会員申し込み
Q&A(よくあるご質問)

先週の土曜日、バーチャルで開催された第60回臨床化学年会で「救急医療とそれを支える先端技術」というシンポジウムの座長を務めました。八戸市立市民病院の今明秀委員長と公立豊岡病院但馬救命救急センターの小林誠人センター長というドクター・ヘリやドクター・カーを積極的に導入、テレビドラマ「コードブルー」のモデルにもなったバリバリの救命救急医に現場の意見を伺いました。一番びっくりしたのは、八戸地区も但馬地区もドクター・ヘリによる第一報から病院搬送までの時間がほぼ救急車と拮抗するまで短縮していたことです。しかも、手術室を現場に搬送し、緊急手術するなど画期的な手法も組み合わせています。我が国の救急医療は究極の高みまで進化していました。医療の均てん化をここまで徹底したのは我が国が世界唯一ではないでしょうか?ただし、その救急医療でも救えない命がありました。その課題を解決する方策を伺うと、21世紀の医療・ヘルスケアの大転換の方向が見えてきたのです。

ここからは申し訳ありませんが有料で全文をお楽しみ願います。

会員登録はこちらから