新Mmの憂鬱、エーザイは賭けに勝った?米CMSが「Aduhelm」に断
皆さん、お元気ですか?
まずは、近く公開されるLIVE配信(無料)のご案内です。
2022年4月18日(月) 14:00~16:00
「COVID-19対する5-アミノレブリン酸(5-ALA)を用いた特定臨床研究の結果」
2022年5月12日(木) 15:00~16:00
「コロナ禍を超えて躍進するmRNA医薬」
2022年4月26日(火) 15:00~16:00
「深淵なる海底下生命圏を解明せよ!」
まだお申込みを受け付けしておりますので、どうぞよろしく願います。
先月、「(アルツハイマー病新薬実用化の)第二章が始まった」とエーザイの内藤晴夫CEOが、同社が治験中の抗可溶性Aβ(アミロイドβ)抗体レカネマブに全精力を注ぎこむと宣言しました。米Biogen社と提携して、米国で条件付き承認とはいえ商品化に成功した抗不溶性Aβ抗体「Aduhelm」よりも、レカネマブに注力するという賭けに出たのです。2022年4月7日、米国の公的医療保険を統括するCMS(厚生省メディケア・メディケイド・サービスセンター)がAduhelmの保険償還に極めて厳しい条件を付けました。この結果、Aduhelmの売り上げにはキャップが掛かり、ブロック・バスターの夢は潰えたのです。内藤CEOの賭けは見事に成就した格好です。その中身を吟味します。
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