新Mmの憂鬱、mRNA医薬製造に革命を起こすのか? mRNA医薬の発酵生産にGinkgo社が参入

皆さん、お元気ですか?
●Miyaman’s Recommendation on the event on LINK-J
中分子医薬の中核をなすペプチド医薬はどこまで開発が進んでいるのか?我が国の現状を把握するのにお勧めのシンポジウムです。「ペプチド医薬の進展」(特定非営利活動法人情報計算化学生物学会・CBI研究機構・次世代モダリティ研究所)。
5月26日@ライフサイエンス・ハブ・ウエスト、リアル/オンライン
https://www.link-j.org/event/post-5840.html

大規模DNA合成力とデータ・サイエンスで最適な人工生物を開発する米Ginkgo works社はてっきり合成バイオテクノロジーの旗手で、化学産業や農業に革命をもたらすエンジンだと思っていました。しかし、最近のプレスリリースを見ると、どうも遺伝子治療ベクターや組換え細胞の受託製造(CDMO)に軸足を移しつつあります。付加価値の高い、医薬品のファンドリー事業を見過ごすはずはありません。同社は次々と企業を買収して体制を構築しつつあります。我が国でもほぼ全社の大手化学企業がCDMOや医薬原料製造に参入しつつある状況とする符合いたします。そして満を持して、今月Ginkgo社がmRNA医薬の受託製造に本格参入したのです。

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