新Mmの憂鬱、多分世界初、生成AIがデザインした化合物が薬効を示した。新薬候補もAIに頼む時代

皆さん、お元気ですか?これから東北の日本海側は天気が崩れそうです。明後日から、バイオの聖地鶴岡で、バイオ・インベストメント・ギルドの実習を予定しています。雪中の羽黒山参拝も趣深いかも知れません。頼むから飛行機が無事飛びますように。

◎宮田満のバイオ・アメージング(JBA) 12月6日15時から16時@ZOOM
宮田 満のバイオ・アメイジング~緊急対談:バイオのあの話題はこれからどうなる?!「トラウマ記憶の生ずるしくみを光と機械学習で解明する」
最先端の光遺伝学でPTSDなどの治療法開発につながる基礎研究を展開。ご注目下さい。
https://www.jba.or.jp/event/post_117/

●宮田満のLINK-J 一押イベント 11月21日火曜日17時半から
日本発のmRNA医薬・ワクチンの実現へ
これは必見です。急進するmRNAモダリティの開発から製造までのバリューチェーンの現状を確認できるイベントです。
https://www.link-j.org/event/post-6859.html

今まで自分の連想力を駆使して、Google検索によって資料を掘り起こしていましたが、今や生成AIに例えば「抗CD153抗体の開発状況を表にして示して」と頼むと1-2分で立派な表が打ち出されてきます。精度は90%ぐらいで見落としもありますが、今までの検索の苦労を考えると雲泥の差です。「CD153の作動薬の化学構造を示して、しかも今まで特許化されていない新規構造を提案して」と頼むと有望な新薬候補のリストを得られる時代が近づいてきました。名古屋大学などのアカデミアと我が国のベンチャーである理論創薬研究所などが生成AIで予測した新規化合物を合成、見事に高活性であることを証明しました。私が知る限り、少なくともPROTEIN DATABASEに報告されたのはこれが初めてではないでしょうか?迫り来る生成AIの時代に、化学合成のスキルセットに偏った人材を揃えている我が国の製薬企業は果たして生きていけるのでしょうか?ここ2-3年に状況は激変しそうです。

ここからは申し訳ありませんが有料で全文をお楽しみ願います。

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