新Mmの憂鬱、東証グロース市場のバイオ・ベンチャー上場後株価総額“百均”神話が崩れた
皆さん、お元気ですか?
●宮田満のLINK-J 一押イベント 2024年7月4日(水) 12:00~13:00
Miyaman’s Venture Talk vol.9『宮田 満 氏と羽藤 晋 氏でiPS細胞による再生医療の本格実用化を縦横無尽に語る。』
iPS細胞による再生医療の最先端を走るセル―ジョンの羽藤社長と現実化しつつあるiPS細胞再生医療の現状と課題を議論します。皆さんからの質問にも時間内に全てお答えしたいと考えております。どうぞ下記よりご登録(無料)下さい
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本日は昨日(2024年7月2日)に東京証券取引所グロース市場に上場したPrism BioLabの成功により、東証の馬鹿げたバイオ・ベンチャー“百均”という都市伝説が打破されたことをご報告したいと思います。この百均という都市伝説は、「バイオ・ベンチャーは、良いベンチャーも悪いベンチャーも、上場後株価総評価額100億円に収れんする」というものです。まったく、評価能力を放棄した無責任なベンチャー・キャピタル(VC)や引き受け証券の堕落で生じた都市伝説なのです。勿論、今までのバイオ・ベンチャーが上場後必ずしも成長していないことの反映という面もあります。“なんちゃって”バイオ・ベンチャーを囃し立てた玉石混交の上場が成せる結果でもあるのです。これを打破するには、真に国際的に競争力を持つバイオ・ベンチャー育成し、上場するしかありません。Prismは幸い2日続けてのストップ高で240億円相当の時価評価額となりました。今月30日にはHearseedも上場を予定しています。両社はいずれも海外のビッグファーマと最大1000億円弱の技術ライセンス契約をしています。東証に投資する国内外の投資家に是非とも、国際水準の評価をいただき、百均の壁打破を成就することを祈っています。
COI: Heartseedには1号ファンドの投資完了後にお声がけいただき投資機会を失しましたが、Prismには私のVCの1号ファンドで投資しています。依怙贔屓があると思いますので、是非その分差っ引いてお読み願います。
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