新Mmの憂鬱、Beyond 抗タウ製剤、アルツハイマー病治療薬を巡る第二の戦いの火蓋が切られた(下)

皆さん、お元気ですか?

●BioJapan2024、2024年10月11日金曜日10時~@パシフィコ横浜
「日本のスタートアップが海外VCから資金調達するには」
再び旺盛な起業が始まった我が国のバイオ・ベンチャーの資金需要を満たすためには、残念ながら現状の日本の政府や機関投資家、そしてVCでは必ずしも万全ではない。一方、中国のバブル崩壊と米中関係の緊張から、再び日本に海外の投資家の関心が増大している。このチャンスを生かし、バイオ・ベンチャーの成長を加速するため方策を、キーマンと議論する。
https://biojapan2024.jcdbizmatch.jp/Lookup/jp/Seminar/u0 (事前登録ばまだ)

●宮田満のLINK-J 一押イベント 9月13日 14時から
第19回デジタルヘルスセミナー、健康増進を図る生命保険、Vitalityを導入、この分野の先駆者である住友生命保険相互会社 常務執行役員 兼 新規ビジネス企画部長 藤本 宏樹 氏の講演を注目しています。時間があれば取材したい。
https://www.link-j.org/event/post-8482.html

アルツハイマー病の進展抑制で抗Aβ抗体の商品化が実現しました。その結果、脳内のAβの蓄積を早く、そして削減量多く減少させる抗Aβ抗体の開発の第二の競争の火蓋が切られていました。では何故、Aβの蓄積が問題なのか?実はAβのプロトフィブリルやオリゴマーに神経毒性があると言われていますが、学会ではアルツハイマー病の原因となる神経変性を引き起こす主役はリン酸化タウという別の蛋白であるというのが共通認識となっていました。Aβの蓄積は毒性の強いリン酸化タウを脳内に分散させることにより、間接的に神経変性を加速し、認知機能の減少を引き起こすと考えられています。そして、アルツハイマー病の根本治療を目指す、Beyond 「レケンビ」(レカネマブ)の第二次の戦いとして、抗タウ製剤の開発が進んでいるのです。勿論、茨の道ですが、一筋の光明が見えてきたのかも知れません。

ここからは申し訳ありませんが有料で全文をお楽しみ願います。

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