新Mmの憂鬱、Roche社・中外、D型筋ジストロフィーの遺伝子治療適応拡大治験で2名死亡、その原因に迫る
お元気ですか?
●バイオ目利き人材養成プログラム、BIG7申し込み6月20日締め切り
もうほぼ満員ですが、このメールの読者なら特別に受け付けます。以下のリンクから詳細にアクセス、4頁目の申込書をメール下さい。55社・人が限界なので、先着順で受け付けさせていただきます。ラスト・コールです。
https://miyata-inst.jp/big/
●6月25日午後3時から豪州大使館、早期治験資金支援に関するセミナー開催、
パイプラインを持つバイオ・ベンチャー必見です。詳細と登録(無料)を下記リンクよりお急ぎ願います。私のVCが投資したジェクスヴァルの加藤社長がモデレータを務めます。同社は豪州でフェーズ1を行い、リファンドを受けました。
https://anzccj.glueup.com/event/fast-tracking-clinical-development-through-australia-a-strategic-opportunity-for-japanese-biopharma-companies-143672/
●宮田満のバイオアメージング25年6月30日(月)15:00~16:00無料配信
がんと老化を結ぶ、大発見!! がん細胞に見られる「環状DNA」が 作り出される仕組みを解明
佐々木真理子 氏(国立遺伝学研究所 新分野創造センター 准教授)をお招きして、がん細胞や老化細胞で見られる環状DNA生成の謎に迫ります。必見です。
出芽酵母のサーチュインタンパク質Sir2が、DNAの転写と複製の衝突を防ぐことで環状DNAの生成を抑制していることを発見。がんと老化の新たな関係が浮き彫りになりました。
https://www.jba.or.jp/event/miyata250630/
●宮田満一押、Miyaman’s Venture Talk vol.13 2025年7月10日12時から13時
『宮田 満 氏と舛屋 圭一 氏で第三のキャリアを縦横無尽に語る』
ペプチドリームを我が国のバイオのユニコーンに育て上げた同社の前COO舛屋氏が、今年4月1日からジェイファーマの共同代表に就任しました。ほとんどの人があっと声を挙げたキャリア・チェンジの理由と抱負に迫ります。時間があれば、イノベーションが期待できる低分子創薬の今後についても議論します。どうそ奮って下記より事前登録願います。(無料のリモートLIVE)
https://www.link-j.org/event/article-46801.html
スイスRoche社・中外製薬・米Sarepta Therapeutics社が行っている歩行不能なデュシェンヌ型筋ジストロフィー(DMD)患者患者を対象にした、遺伝子治療製剤「エレビジス」(デランジストロゲン モキセパルボベク)の適応拡大グローバル治験で、2名急性肝不全で死亡例が報告されました。その結果、2025年6月15日に治験中断が発表されたのです。アデノ随伴ウイルスrh74型(AAVrh74)をベクターとした遺伝子治療で不幸にも死者が出た原因に迫ります。いずれにせよ、肝障害が少ない、AAVベクターの開発・投与法が遺伝子治療の喫緊の課題となってきたことは間違いでしょう。次世代のAAVベクターが強く待望されるのです。
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