皆さん、お元気ですか?
現在、AI創薬の取材を進めていますが、その取材の最中にスタージェン鎌谷直之会長がポロっと漏らした言葉から出たスクープをご報告いたします。既に、2011年に帝人が発売し、ブロック・バスターに成長、同社の利益を下支えした痛風・抗尿酸血症治療薬「フェブリク」の開発に、実は人類のゲノム研究の成果が使われていたという事実です。2022年のバイオの新潮流で、人類ゲノム研究からの創薬が新しい潮流だと見栄を張りましたが、10年前に極めて類似した概念で医薬品が誕生したことを知り愕然としております。

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新Mmの憂鬱が送るイノベータ列伝の2巻は帝人を救ったブロック・バスター「フェブリック」の誕生物語です。「フェブリック」は最近、エネルギー欠乏による疾患、例えばアルツハイマー病や心筋梗塞の治療や予防に注目され始めました。2019年9月に物質特許が切れましたが、今後、10年で更に飛躍する可能性すらあるのです。その誕生の秘密に迫ります。

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