皆さん、お元気ですか?

●緊急告知:Miyaman’s Recommendation on the event of LINK-J
新型コロナ対策の全面に立ち、このほど分科会座長を降りたばかりの尾身先生をお招きして、回顧録を巡ってその真相を抉り出します。皆さんからの質疑にも答えます。10月4日12時からライブ(無料)でお届けいたします。席数に限りがあります。下記よりお申込み願います。
https://www.link-j.org/event/post-6679.html

●宮田満のバイオアメージング、「ブロックチェーン:臨床試験のコストをほぼ半減出来るイノベーション」、これは役に立ちます。今やDxによる治験の精密化とコストダウンが急速に進んできました。「医療機関で取得する医療データをeワークシートとeCRF をブロックチェーン技術で結合させたサスメドのシステム(特許)で、効率的かつ信頼できる臨床開発を実現することが可能になり、将来の社会保障費の最適化・持続可能性にも寄与し得る」と何を言っているかわからぬ人も、ライブではかみ砕いて突っ込みますので、是非、下記よりご視聴申し込み願います(無料)。
https://www.jba.or.jp/event/post_110/

厚生労働省は、エーザイが開発した抗A(アミロイド)β抗体「レケンビ」(レカネマブ)をアルツハイマー病による軽度認知障害及び軽度の認知症の進行抑制薬として、2023年9月25日に製造販売承認を行いました。メガブロック・バスターの誕生です。しかし、ライバルも黙ってはいません。日本イーライリリー社は、2023年9月26日、我が国でも抗Aβ抗体ドナネマブを販売申請したことを発表しました。両抗体の認識するAβのエピトープは微妙に違っています。1年以内には臨床の場で、両者の優劣が競われることになります。今回は両者を比較、その勝敗を占います。

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皆さん、お元気ですか?
●緊急告知:Miyaman’s Recommendation on the event of LINK-J
新型コロナ対策の全面に立ち、このほど分科会座長を降りたばかりの尾身先生をお招きして、回顧録を巡ってその真相を抉り出します。皆さんからの質疑にも答えます。10月4日12時からライブ(無料)でお届けいたします。席数に限りがあります。下記よりお申込み願います。
https://www.link-j.org/event/post-6679.html

●宮田満のバイオアメージング、乳酸菌で学習機能改善、、線虫の話ですが
2022年9月19日(火)15:00~16:00@ZOOM
線虫C. elegansを用いて、通常食である大腸菌を摂取させると起こる加齢個体の「連合学習脳」の低下が、乳酸菌Lactobaillus reuteri SBT10010 の摂取により起こらないことを発見。加齢したヒトの脳機能を食事により維持する研究も夢ではない?!下記からお申込み願います。本当かどうか?切り込みます。
https://www.jba.or.jp/event/post_108/

抗Aβ抗体、「レケンビ」(レカネマブ)の日本での薬価収載を控えて、エーザイが2023年9月12日に発表したのは、認知症のエコシステムを構築する新会社、Theoria technologiesでした。新薬の発売間際のプロモーションとしては電通などの広告会社に巨額の費用を投じて、疾病の啓蒙キャンペーンを打つのが通例でしたが、こんな無駄遣いをしないのがエーザイです。1兆円をも世界売り上げで超えると噂されるアルツハイマー病病態悪化抑制薬レケンビに立ちふさがる販売の壁を突き破るのが、この新会社の責務なのでした。

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皆さん、お元気ですか?

●宮田満のバイオ・アメージング 2023年7月28日(金)15:00~16:00(無料)
何事にもポジティブ、この辛い世の中を生き抜くためには必要な能力です。では前向きの心とはなんなのか?最新の脳研究で解明します。「逆境を自発的に生きるための前向きサポート脳科学」を山田真希子氏((国研)量子科学技術研究開発機構 量子生命科学研究所、量子医科学研究所 脳機能イメージング研究部 グループリーダー)を迎えて議論します。
どうしよう、と迷っているあなたこそ、下記のリンクよりご登録願います。
https://www.jba.or.jp/event/post_98/
●Miyaman’s Recommendation on the event of LINK-J
2023年7月21日14時半~
「合成生物学の時代は来るか?」近畿バイオ夏企画恒例の「会場参加型トークセミナー」
リアル@大阪ライフサイエンスハブウエスト/バーチャルのハイブリッド開催
私も参加しますというか、講演をいたします。今回のトークのお相手は神戸大学近藤昭彦副学長。一体どこまで、どんな順番で合成生物学は市場に浸透するのか?そして技術突破の鍵となる技術は何なのか?皆さんと一緒に白熱の議論をいたします。是非ご参加下さい
https://www.link-j.org/member_event/postN-6312.html

「本日、4時15分、米国より相次いだ電話連絡で、『LEQENBI」(レカネマブ)を米国食品医薬品局(FDA)が正式に製造販売承認したことを知った。レーベル(添付文書)のディスカッションをFDAと繰り広げてきた。大変緊張しながらこの情報を待っていた。本当に安堵した。(LEQEMBIを当事者に届ける)責任を果たせんのかなという気持ちで一杯です』と2023年7月7日に緊急開催した記者会見で、内藤CEOは語った。喜び爆発というよりも、何故か、目の前に見える困難に襟を正して立ち向かうような面持ちでした。その理由こそが、今朝の記者会見で明かされたのです。

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皆さん、お元気ですか? バイオの聖地、鶴岡から戻ってきました。庄内平野の田んぼでは稲の苗が綺麗に植えられ、今年も豊作の予感です。松岡の開拓地にはブドウ畑が展開され、なんだか、ブルゴーニュ地方のこじゃれたレストランが開業していました。バイオ×食で鶴岡は急速に成長しつつあります。今年7月に開講するバイオ目利き人材養成プログラム第5期バイオインベストギルドの鶴岡実習も、11月24日から25日に開催することを決定しました。是非、まだお申込みでない方は下記より詳細をアクセスの上、急ぎお申込み願います。
https://miyata-inst.jp/big/

●宮田満のバイオ・アメージング
2023年6月14日(水)15:00~16:00。脳神経回路修復機構と老化との関わりを解明する!
打ち合わせで大盛り上がりでした。今回も絶対面白い。村松 里衣子 氏((国研)国立精神・神経医療研究センター 神経研究所 神経薬理研究部 部長)をお招きして無料LIVE討議。
https://www.jba.or.jp/event/post_93/
●Miyaman’s Recommendation on the event on LINK-J
私も参加します。会場でもお会いいたしましょう。
2023.06.22 (木)午後6時から午後7時
第12回LINK-J Member’s Meetup医療アプリ・データ・情報サービスvol.2 ~会員間の交流を深めるためのミートアップイベント~
https://www.link-j.org/event/post-6145.html

今晩午後6時から、第4期バイオインベストギルド(BIG)のファイナル・セミナーを開催します。今回はポストがんの本命、中枢神経疾患新薬の開発戦略がテーマです。その準備でいろいろ思索(妄想?)しましたので、皆さんにお伝えしたいと思います。今年7月、米国でレカネマブのフル製造販売承認がほぼ確実になってきた今、アルツハイマー病が一段落したと思っているあなたは、大いなる誤解です。レカネマブは確かに技術突破ですが、この病気を克服した訳ではありません。まだ、中枢神経疾患の治療薬を開発するためには、遠く厳しい道のりが残っているのです。

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皆さん、お元気ですか?
まず、二つのリモートLIVE(無料)をご紹介します。ご登録をお急ぎ願います。
1)2023年1月19日午前12時から3時、第4回のMiyaman’s Venture Talk(無料LIVE)の開催が決定しました。今回はオンコリスの浦田社長をお招きして、ジェットコースターのようなバイオ・ベンチャー経営の醍醐味を伺います。皆さんからのご質問を大歓迎です。以下よりお申込みをお急ぎ願います是非、下記よりご登録をお急ぎ願います。
https://evententry.link-j.org/public/seminar/view/2806
2)2023年1月26日午後3時から午後4時、宮田満のバイオ・アメージング
今年も老化のメカニズムとアンチ・エージングの研究を追求します。
「老化T細胞が自己免疫病や 慢性炎症疾患を引き起こすメカニズムの解明 ―老化関連疾患を抑制せよ!」
服部 雅一 氏(京都大学医学研究科 がん組織応答共同研究講座 特定教授)をお招きして、加齢に伴い増加・蓄積する「老化関連T細胞(SA-T細胞)」が慢性炎症や自己抗体の産生を引き起こすメカニズムを解明。人為的に阻害して免疫老化や自己免疫疾患を抑制できる可能性を議論します。下記より詳細にアクセスの上、お申込み願います。
https://www.jba.or.jp/event/post_56/

2023年も抗体医薬/抗体誘導体がバイオ医薬開発の主流であることは変わりません。その中で新しい動きが出てきたのです。新年の始めに、昨年末から膨大な資料をぐつぐつ煮詰めて、今年皆さんが注目すべき25のバイオの新潮流をまとめました。本日はその25の中から、以下の3つの注目すべき、バイオ新潮流を紹介いたします。
●レカネマブの栄光と蹉跌、ポスト抗Aβ抗体を探る動き
●順調に成長するADC
●次世代免疫チェックポイント創薬で勝敗が分かれる

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皆さん、明けましておめでとうございます。

今年の後半には景気後退を経験する厳しい年となりますが、こうした状況でこそ安定的なニーズが存在するヘルスケア市場が注目されます。皆さんが最新のイノベーションを取り込むことができれば、逆境を順境に転じることができると考えています。全世界の政府が、新型コロナで窮乏化した国民に対する現金給付や企業対策で大盤振る舞い(我が国でも230兆円、米国は800兆円とも言われています)した結果、まだまだ世界には膨大な過剰流動性が存在しています。米国の政策金利が今年春にも上げ止まりすれば、債券から株式市場に資金が流れ込むと予想されます。米国の金利高で発展途上国から資金が米国市場に集中してくることも合わせると、不況下の株高といういささか不健全な状況が誕生すると考えています。我が国の株式市場も米国市場と深くリンクしており、不況下の株高は大いに期待できると考えています。不況下の株高により、2022年には2.5社しか我が国で株式公開することができなかったバイオ・ベンチャーが、2023年には数倍以上上場できる可能性があると楽観的に考えています。バイオなどヘルスケア関連企業は典型的なディフェンス銘柄でもあることも追い風となるでしょう。問題は本当にイノベーションを起すバイオ・ベンチャーがきちんと上場することです。今までのように、上場後に期待を裏切るような“なんちゃってバイオ・ベンチャー”の上場を許してはならないと思います。皆さんの革新的な研究成果を、実用化するインフラは我が国、そして世界に存在しております。是非、今年も明るい希望を持って、前進いたしましょう。

さて、新年2023年1月19日午前12時、第4回のMiyaman’s Venture Talk(無料LIVE)の開催が決定しました。今回はオンコリスの浦田社長をお招きして、ジェットコースターのようなバイオ・ベンチャー経営の醍醐味を伺います。皆さんからのご質問を大歓迎です。以下よりお申込みをお急ぎ願います是非、下記よりご登録をお急ぎ願います。
https://evententry.link-j.org/public/seminar/view/2806

新年の始めに、昨年末から膨大な資料をぐつぐつ煮詰めて、今年皆さんが注目すべき25のバイオの新潮流をまとめました。本日はその25のリストを開示し、来週以降の新Mmの憂鬱で25の新潮流の中身と展望を解説して参ります。

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皆さん、お元気ですか?

亀が老化しないとご存知でしたか?老化は遍く生物に必然ではないのです。老化の核心に迫る研究者とのLIVE配信(無料)です。老化細胞が周囲の細胞の老化に拍車を掛けている。こんな恐ろしい事実が明らかになってきました。東京大学医科学研究所 癌・細胞増殖部門 癌防御シグナル分野中西真教授をお招きして、老化細胞の実態とそれを特異的に除去する新薬の可能性について、切り込みます。どうぞ下記よりご登録願います。
https://www.jba.or.jp/jba/seminar/se_02/post_313.php

来年1月までに抗Aβ抗体、レカネマブの条件付き承認獲得が見えてきました。アルツハイマー病の進展を抑制する画期的な新薬誕生の足音が聞こえてきます。しかし、仮に1年間の治療費が500万円程度であったとして、レカネマブの注射を認知機能が低下していない段階から30年間から50年間投与し続けるかは極めて疑問です。患者負担と保険財政からもそれは許されず、対象患者は相当絞り込まれる可能性があります。レカネマブによってAβの脳内蓄積抑制がアルツハイマー病発症抑制に貢献することが確かめられた今こそ、経口剤の開発が望まれるのです。米国国立衛生研究所は、既存薬からアルツハイマー病の治療薬を探索するDREAM(Drug Repurposing for Effective Alzheimer’s Medicines)試験に着手しています。期待を背負って臨床研究が進められていた勃起不全(ED)と肺性高血圧症(PAH)治療薬の薬効がDREAM試験によって2022年10月4日に否定されました。まだまだ経口アルツハイマー病治療薬開発の道のりは尚、遠く厳しいのです。

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皆さん、お元気ですか?

老化細胞が周囲の細胞の老化に拍車を掛けている。こんな恐ろしい事実が明らかになってきました。東京大学医科学研究所 癌・細胞増殖部門 癌防御シグナル分野中西真教授をお招きして、老化細胞の実態とそれを特異的に望む新薬の可能性について、切り込みます。どうぞ下記よりご登録願います。
https://www.jba.or.jp/jba/seminar/se_02/post_313.php

今、エーザイ本社で開催されているレカネマブの記者会見に臨んでおります。落胆に終わった抗Aβ抗体「ADUHELM」(アデュカヌマブ)の失地回復を担った第二世代の抗Aβ抗体、レカネマブの治験フェーズ3「Clarity AD試験」が成功したことを示す、第一報(トップライン・データ)が発表されました。説明に当たったエーザイの内藤晴夫CEOは当初冷静を保っていたものの、説明が進むにつれ言葉に力が入ってきました。主要評価項目の統計的有意差を示すp値が0.00005とは仰天する結果でした。間違いなく、レカネマブは2023年1月6日までに米国で迅速(条件付き)承認を得られるだろうと思います。2022年中には今回の治験結果に基づき、日米欧でフルの製造承認申請を行うと宣言しています。今後の課題は、この画期的なアルツハイマー病の治療薬を社会がどう受け入れるのか?つまり、各国政府や米国の保険会社が薬価を幾らに、そして治療対象患者を定めるか?に移行しつつあります。患者のレカネマブのアクセスを巡る新たな戦いの口火は切られています。この結果次第で、エーザイの売り上げと同社の社会貢献が決まるといっても良いでしょう。「これで終わった訳ではない」と内藤CEOが漏らして言葉は重要です。

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皆さん、お元気ですか?

まずはお知らせです。8月の宮田満のバイオ・アメージング(無料LIVE)はAIとバイオを取り上げます。8月9日に第一弾を生放送。理化学研究所 革新知能統合研究センターの杉山将センター長をお招きして、「バイオとAIの融合は可能か?」をテーマに討議いたします。杉山先生はAIのいろはから最先端までご解説いただきます。皆さんのご参加・ご質問を期待しております。締め切り迫る。申し込みは下記より。
https://www.jba.or.jp/jba/seminar/se_02/_ai_1.php

今月、エーザイは矛盾した記者発表を二つ行いました。第一は2022年7月6日、同社が米Biogen社と開発中の次世代抗アミロイドβ(Aβ)抗体、レカネマブがアルツハイマー病(AD)による軽度認知障害(MCI)および軽度ADに対する迅速申請申請が米国食品医薬品局(FDA)に受理され、2023年1月6日までに,審査終了することを記者発表しました。来年の1月上旬にはレカネマブの販売認可が得られる可能性が濃厚となってきたのです。しかし、この盛り上がりに一気に冷や水を浴びせかけたのが、2022年7月25日の記者発表でした。「2022年7月22日に米国科学誌Scienceに掲載された記事に関して、当社が開発中の抗アミロイドβプロトフィブリル抗体、レカネマブとは一切関係がないことをお知らせいたします」という奇妙な発表でした。エーザイが焦燥感に駆られた原因はまさに、次世代の抗Aβ抗体の治療概念がScience誌の記事で大きく揺らいだためです。まさにアイデンティ・クライシスなのです。

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皆さん、お元気ですか?
ゴールデン・ウィーク、いかがお過ごしでしたか?若干の筋肉痛は残るものの仕事に復帰いたしました。

エーザイがゴールデン・ウィーク明けの2022510日、米国で次世代の抗アミロイドβ抗体(抗体)、レカネマブの段階的製造販売承認申請を完了したと発表しました。同社は年内に条件付き認可を獲得、2023年中には正式認可を米欧日で獲得することを目論んでいます。抗抗体「Aduhelm」の蹉跌は、抗抗体開発競争の序章に過ぎません。アルツハイマー病治療薬の本当の勝負は同社の内藤晴夫CEOが今年3月に宣言した「抗抗体開発競争の第二章」にかかっているのです。勿論、第二章もし烈な競争もが待っていました。米Eli Lilly社とエーザイ・Biogen社が先陣争いを繰り広げています。実際、両社が米国で次世代の抗抗体の段階的製造販売承認申請を開始したのは、それぞれ20218月と同年9月。わずか1か月差の鍔迫り合い。これを一昨日、段階的製造販売承認申請完了ででエーザイが逆転したばかりです。しかも、ダークホースであるスイスRoche社・米Genentech社・中外製薬という抗体医薬の巨人グループも虎視眈々と次世代抗抗体の商品化を狙っています。一体、第二世代商品化の勝者は誰なのか?

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