皆さん、お元気ですか?

●宮田満のLINK-J 一押イベント 11月16日
大阪大学×LINK-J「先輩女性研究者が後輩女性研究者をエンカレッジする!」
核酸化学の大塚英子先生も登場。日本のバイオには妹の力が不可欠です。
https://www.link-j.org/event/post-6884.html

生物学や生命科学はまだディスカバリー・ステージにある学問です。宇宙やAIを除く(これは脳科学が分かっていないため)IT、エレクトロニクスなど、基本原理の発見が完了、応用の段階に開発が集中されている他の技術とは全く異なっていることを是非ご理解願いたい。予想外の発見があったり、ヒトに関する基本的な定量的データがなかったりするという現状です。だからmRNAワクチンの副作用などは、少なくとも短期的な副作用を除き、今は分からないのです。今後、接種者のデータを粘り強く集めて解析する必要があるのです。物理法則のようにまだ完全に予測する段階にはありません。今週、ヒトが持つ免疫細胞の総数とその分布をかなり信頼性高く推定した論文が発表されました。私の頭の中の免疫系のイメージは見事に壊されました。一時的には、腸内細菌叢ブームに冷や水がかかるのかも知れません。また、既に世界市場では1000億円を突破、ブロックバスターに成長したCAR-T細胞の治験の時に、本来、CAR-T細胞の移植細胞数を推定する根拠となるT細胞数をやっと私達が知ったのです。この論文による新しい免疫像を共有いたしましょう。

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皆さん、お元気ですか?
これは心からお勧めのLIVE配信(無料)です。老化細胞が周囲の細胞の老化に拍車を掛けている。こんな恐ろしい事実が明らかになってきました。東京大学医科学研究所 癌・細胞増殖部門 癌防御シグナル分野中西真教授をお招きして、老化細胞の実態とそれを特異的に除去する新薬の可能性について、切り込みます。どうぞ下記よりご登録願います。
https://www.jba.or.jp/jba/seminar/se_02/post_313.php

今までアトピー性皮膚炎のような自己免疫疾患の新薬開発は、原因となる炎症を引き起こすリンホカインやその受容体を中和する抗体医薬か、炎症性サイトカインのシグナル伝達経路(JAKなど)の低分子阻害剤に決まっていました。2022年8月8日、マルホが世界で初めて発売した抗インターロイキン31受容体(IL31RA)抗体「ミチーガ」(ネモリズマブ、皮下注射製剤)は、まったく違う創薬標的を狙い、アトピー性皮膚炎の患者の深刻な悩みを解決する医薬品でした。ミチーガは今後、免疫と神経系の相関が新たな治療標的となることも示したのです。いよいよ疾患を引き起こすパスウェイ全体を調整する“パスウェイ創薬”の時代に突入したのです。ネモリズマブを創製したのは、またしても抗体医薬のリーディング・カンパニーである中外製薬でした。

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