皆さん、お元気ですか?
いよいよゴールデン・ウィークに突入いたします。このコラムも来週1週間はお休みにして、皆さんの心を煩わせぬように心がけます。次ぎの配信は5月12日です。その間に時候の挨拶のメールが届くかもしれませんが、どうぞ宜しくご対応下さい。

●Miyaman’s Recommendation on the event on LINK-J
2023年5月26日、ハイブリッド開催、日蘭シンポジウム-再生医療-An invitation to create a healthy society, together.プログラム パート2
日本とオランダの再生医療の実際の現場に居るキーマンが集うシンポジウムです。時間が許せば、大阪の会場でリアルに伺いたいと考えています。畳の水練ではなく、再生医療の実用化に直面しているパイオニアの率直な意見を聞ける機会です。是非、ご注目下さい。
lhttps://www.link-j.org/event/post-5891.html

T細胞エンゲ―ジャー(TCE)こそが、今年注目のバイオの新モダリティであることは間違いないでしょう。実は我が国でも中外製薬に続いて、TCEの開発を進めている企業が現れました。今回は次世代TCE開発を急速に推し進めているカイオム・バイオサイエンスの挑戦をレポートします。同社は2023年4月14日から19日まで米国Orlandoで開催された米国癌学会(AACR)で次世代TCEの非臨床データを発表したのです。

訂正:ASCOで発表と書いたのは、AACRの誤りでした。訂正いたします。

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皆さん、お元気ですか?
まず、リモートLIVE(無料)をご紹介します。ご登録をお急ぎ願います。
●2023年1月26日午後3時から午後4時、宮田満のバイオ・アメージング
今年も老化のメカニズムとアンチ・エージングの研究を追求します。
「老化T細胞が自己免疫病や 慢性炎症疾患を引き起こすメカニズムの解明 ―老化関連疾患を抑制せよ!」服部 雅一 氏(京都大学医学研究科 がん組織応答共同研究講座 特定教授)をお招きして、加齢に伴い増加・蓄積する「老化関連T細胞(SA-T細胞)」が慢性炎症や自己抗体の産生を引き起こすメカニズムを解明。人為的に阻害して免疫老化や自己免疫疾患を抑制できる可能性を議論します。下記より詳細にアクセスの上、お申込み願います。
https://www.jba.or.jp/event/post_56/
●700人超のお申込みいただきました。2023年1月19日午前12時から3時、第4回のMiyaman’s Venture Talk(無料LIVE)オンコリスの浦田社長。まだご参加受け付けます。
https://evententry.link-j.org/public/seminar/view/2806

2023年も新しいモダリティや治療概念が発展する年となりそうです。コンセプト・チェンジに対応しないと、あっと言う間に取り残されるリスクがあります。今回はその予兆を皆さんと共有いたします。新年の始めに、昨年末から膨大な資料をぐつぐつ煮詰めて、今年皆さんが注目すべき25のバイオの新潮流をまとめました。本日はその25の中から、以下の4つの注目すべき、バイオ新潮流を紹介いたします。
●ポスト抗がん剤の有力候補、自己免疫疾患に多様な抗体医薬
●次世代CAR-T細胞の蠢動
●脱インスリンから抗肥満薬へ雪崩を打って参入
●予防薬の実用化始まる(遺伝子治療、抗体医薬)

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皆さん、お元気ですか?
現在、血友病治療薬「ヘムリブラ」(中外製薬)としてブロック・バスターに成長した2抗原特異抗体ですが、本命の市場は癌治療にあると考えていました。抗体の片方の腕でT細胞を捕まえ、もう片方の腕で癌細胞表面にあるHER2などの癌特異抗体を捕まえる2抗原特異抗体は、癌の周辺にT細胞を集結・活性化して癌の特効薬になると思い込んでいたのです。特に講演などでこうしたポンチ絵を見ると、ますます確信は深まります。しかし、この治験や市場拡大がなかなか進まない。その行く手を阻んでいた壁が、2021年11月19日に国立がん研究センター東病院が主催した「がん新薬開発合同+NEXT医療機器開発シンポジウム」で理解できたので、ここに報告いたします。

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