皆さん、お元気ですか?
●宮田 満のバイオ・アメイジング 2月25日火曜日15時からオンライン(無料)
名古屋市立大学大学院 医学研究科 新生児・小児医学分野の齋藤伸治教授をお招きして、脳オルガノイドと遺伝子解析の組み合わせる革新的手法で小児神経難病の病態メカニズムの解明がどこまで進んでいるのか、議論いたします。下記よりお申込み願います。
https://www.jba.or.jp/event/post_230/
●LINK-J 宮田満一押イベント 3月7日金曜日 12時~13時@Web(無料)
昨年上場したPrism Biolabの竹原大社長をお招きして、今新薬創製で最も注目されている蛋白質相互作用阻害剤開発の最前線を議論します。同社が創製したペプチド類似化合物はフェーズ2治験でPOCを獲得しています。ポスト・ペプチドリームの最有力ベンチャー企業の招来展望にも切り込みます。以下からご登録をお急ぎ願います。
https://www.link-j.org/event/article-45302.html
賢いビッグファーマとして注目しているスイスNovartis社の2024年第四期の決算発表が2025年1月31日に執り行われました。2024年の売り上げ(503億ドル)、コア利益(195億ドル)ともそれぞれ12%、22%も前年比より増加しています。まさに絶好調とも言うべきですが、同社のブロックバスターにはパテント・クリフ(特許切れ売り上げ激減)が密かに迫っていました。同社が降圧剤・心不全治療薬など「ディオバン」(バルサルタン)で確保した巨大市場を、固定用量併用製剤によって守って来た牙城がこのままでは崩されることは避けられません。同社はどうやって循環器疾患領域を守ろうとしているのか?分析しました。我が国でも売り上げを大幅に落とした住友ファーマに続いて、小野薬品、武田薬品、アステラス製薬、大塚製薬がブロックバスターの特許切れを控えています。しかし、ブロックバスターの穴を埋めることは、本当に難しい。