皆さん、お元気ですか?
現在、第63回日本神経学会が開催中です。この原稿も発表を聴きながら執筆しています。今回も刮目すべき進展がありました。間違いなく神経疾患に関しても分子生物学による解明のメスが入り、やっと神経疾患の合理的な治療薬や治療法開発が加速され始めました。今後、このメールでも詳細をお伝えします。本日は見慣れぬアルジェニックスジャパンという会社が、ランチョン・セミナーを開催していたことに注目しました。なんと同社は重症筋無力症の画期的な抗体医薬「ウィフガート」(エフガルチギモドアルファ:遺伝子組換え)を2022年5月9日、我が国で発売したばかりでした。華麗なデビューを今回の学会で飾ったのです。ウィフガートの抗体医薬としての革新性にこのコラムでは焦点を当てます。

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