皆さん、お元気ですか?

●LINK-J一押イベント 1月17日 12時から13時 無料ZOOM
歯を生え薬開発のベンチャー企業、トレジェムバイオファーマの喜早社長をお招きして、革新的な医薬品の可能性について議論します。実は同社はWnt/βカテニン系のシグナル伝達調節抗体のライブラリー開発も行っています。皆さんの質疑にも時間内に全部お答えしたいと願っております。奮って下記よりご登録願います。
https://www.link-j.org/event/article-44875.html

本当は、昨日発表された住友化学・住友ファーマの再生医療新会社設立を解析しなければならないタイミングですが、これはじっくり読み解くために金曜日に報道いたします。今回のメールでは、飛び込んできたニュースをまず取り上げます。2028年から30年にかけて特許切れが迫る抗PD-1抗体の市場確保を巡って展開している新たな免疫チェックポイント阻害剤(ICI)と抗PD-1抗体の固定用量配合剤の開発で、米Merck社が白旗を上げたことをお伝えします。

◎住友ファーマ・住友化学の再生医療企業新会社設立の関連リンク
https://www.sumitomo-pharma.co.jp/news/20241217-1.html

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皆さん、お元気ですか?

抗CTLA-4抗体と抗PD-1抗体の実用化から始まった免疫チェックポイント阻害剤(ICI)の開発が更に加速してきました。2022年3月25日、米Bristol Myers Squibb(BMS)社は抗LAG-3抗体と「オプジーボ」(抗PD-1抗体)の併用療法の治験に成功したと発表しました。抗LAG-3抗体のP3治験データが公表されたのは、これが世界初です。まさに第3のICIの登場です。実際には抗PD-1抗体と併用して、悪性黒色腫に関して抗PD-1抗体の単剤を上回る治療効果を示したのです。

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