皆さん、お元気ですか?
●宮田満のバイオ・アメージング
2023年6月14日(水)15:00~16:00。脳神経回路修復機構と老化との関わりを解明する!
村松 里衣子 氏((国研)国立精神・神経医療研究センター 神経研究所 神経薬理研究部 部長)と無料LIVE討議。
https://www.jba.or.jp/event/post_93/
●Miyaman’s Recommendation on the event on LINK-J
2023年6月8日(木)午後 1時間程度。LINK-J@BIO~ボストン現地からの緊急報告~
創薬・バイオのトップリーダーがBIOに参加して感じた米国バイオ業界に対する感想を共有し、これからの日本のバイオ業界への課題やメッセージを日本に発信します。
https://www.link-j.org/event/post-6165.html
アンチエージング薬(Senolytics)の開発は人類共有の願望ですが、それを開発するためには、老化を定量化できなくてはなりません。皆さんは実際の年齢と見掛けの年齢が乖離することをご存知でしょう。ゲノムの違いと生活習慣の違いによって、実年齢と生物学的な年齢とは乖離するのです。Senolyticsは生物学的加齢の進展を抑制し、可能なら反転させる、つまり若返りを狙う医薬品です。そのためにどうしても生物学的年齢、生物学的な若さを定量しなくてはなりません。実はその手掛かりが、日本が誇る前向きゲノム・コホート研究である東北メディカル・メガバンク(TMM)に基づき開発されました。高精度エピジェネティック・クロック(Epi時計)の登場です。老化研究に普遍的な物差しが誕生したことによって、科学的かつ定量的なアンチエージング研究が可能になりつつあるのです。