皆さん、お元気ですか?
●BioJapan2024、2024年10月11日金曜日10時~@パシフィコ横浜
「日本のスタートアップが海外VCから資金調達するには」
再び旺盛な起業が始まった我が国のバイオ・ベンチャーの資金需要を満たすためには、残念ながら現状の日本の政府や機関投資家、そしてVCでは必ずしも万全ではない。一方、中国のバブル崩壊と米中関係の緊張から、再び日本に海外の投資家の関心が増大している。このチャンスを生かし、バイオ・ベンチャーの成長を加速するため方策を、キーマンと議論する。
https://biojapan2024.jcdbizmatch.jp/Lookup/jp/Seminar/u0 (事前登録ばまだ)
●宮田満のLINK-J 一押イベント 9月13日 14時から
第19回デジタルヘルスセミナー、健康増進を図る生命保険、Vitalityを導入、この分野の先駆者である住友生命保険相互会社 常務執行役員 兼 新規ビジネス企画部長 藤本 宏樹 氏の講演を注目しています。時間があれば取材したい。
https://www.link-j.org/event/post-8482.html
「データこそ情報資本主義の原油だ」という主張をここ20年間、耳がタコになるほど聞いてきました。確かにAmazon社やGoogle社のサービスではそれを実感しています。しかし、なかなか新薬開発では実感できなかったのです。購買データと比べて、複雑な情報構造や連関などが壁だったのでしょう情報資本主義で最も価値が高いはずの生命情報がなかなか創薬の主導権を握るまで成熟していななったのです。ところが、2024年8月8日、とうとうその限界を破る事件が起こりました。AI創薬企業が更なるデータ創造とAIの高度化を目的に、大型合併の交渉に入ったのです。合併により治験入りしているパイプラインは7つに膨れ上がりました。主導権を握ったのは50ペタ・バイト以上の生命情報・医薬データ・セットを備えた企業でした。後に歴史家は、ここが製薬企業の情報化の変曲点だったと記述するかも知れません。