皆さん、お元気ですか?

●宮田満のバイオ・アメージング 11月26日 15:00~16:00
「ひらめき脳を解き明かせ!」
人は、どんな時、どうして「ひらめく」のか。ひらめきをめぐる最新の研究と活用の試みを紹介する。虫明 元 氏(東北大学名誉教授・学術研究員)を演者にお招きし、皆さんの質疑にも全部答えます。どうぞ下記からお申込み願います。
https://www.jba.or.jp/event/post_207/

●LINK-J一押イベント 12月8日 14時から18時
名古屋大学スタートアップセミナー+ショーケース
我が国最大級のインキュベーション施設が開設した名古屋が今熱い
https://www.link-j.org/event/article-44586.html

本当に賢いビッグ・ファーマとしてスイスNovartis社に注目しています。2024年11月21日に同社が2029年までの中期計画を発表しました。その中で注目を引いたのは、3つのバイオ・プラットフォーム(モデリティ)による新薬開発で、潜在市場17.8兆円市場を狙う体制を整えていたことでした。速報いたします。

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皆さん、お元気ですか?

●BioJapan2024、2024年10月11日金曜日10時~@パシフィコ横浜
事前登録開始!!「日本のスタートアップが海外VCから資金調達するには」
再び旺盛な起業が始まった我が国のバイオ・ベンチャーの資金需要を満たすためには、残念ながら現状の日本の政府や機関投資家、そしてVCでは必ずしも万全ではない。一方、中国のバブル崩壊と米中関係の緊張から、再び日本に海外の投資家の関心が増大している。このチャンスを生かし、バイオ・ベンチャーの成長を加速するため方策を、キーマンと議論する。
https://biojapan2024.jcdbizmatch.jp/Lookup/jp/Seminar/u0 

●宮田満のLINK-J 一押イベント 11月7日 14時から@日本橋LSビル
会員VC・CVC限定】VC Café ~グローバル製薬企業はここを見ている!〜Immunology領域のカンどころ〜。抗PD-1抗体の覇者、米MSD社の開発担当者の講演には注目。ライセンス担当者も同席します。知り合いのVCの紹介があればだれでも参加可能です。免疫治療薬を開発しているベンチャー企業は是非トライ願います。私も行きます。
https://www.link-j.org/event/post-8728.html

富士フイルム、レゾナック(旧昭和電工、旧日立化成、Minaris)、AGC、住友化学、ニコン、旭化成、帝人、三菱ガス化学、デンカ、味の素、日東電工、日本触媒など、我が国の主要化学企業が、再生医療や核酸医薬の受託製造(CMO)や受託開発製造(CDMO)事業に続々と参入しています。今や全世界で誕生する新薬の6割がバイオ医薬に変わったため、バイオ医薬の受託製造事業に大きな市場が誕生していると期待が膨らんだためでしょう。政府も新型コロナの際に、国産でワクチンや診断薬製造が出来なかったことに危機感を抱き、総額3274億円以上を投入してワクチンやバイオ医薬製造施設を全国で建設しています。では我が国の企業がこうしたインフラを活用、韓国(今や世界のバイオ医薬の製造額第二位)のようにCMO/CDMO事業で利益をただちに享受できると考えるのはあまりに早計です。バイオ医薬のCDMO事業の先駆者であるタカラバイオの前に立ちふさがった大きな壁とその打開策を解析します。

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皆さん、お元気ですか?

●BioJapan2024、2024年10月11日金曜日10時~@パシフィコ横浜
「日本のスタートアップが海外VCから資金調達するには」
再び旺盛な起業が始まった我が国のバイオ・ベンチャーの資金需要を満たすためには、残念ながら現状の日本の政府や機関投資家、そしてVCでは必ずしも万全ではない。一方、中国のバブル崩壊と米中関係の緊張から、再び日本に海外の投資家の関心が増大している。このチャンスを生かし、バイオ・ベンチャーの成長を加速するため方策を、キーマンと議論する。
https://biojapan2024.jcdbizmatch.jp/Lookup/jp/Seminar/u0 (事前登録ばまだ)

●宮田満のLINK-J 一押イベント 9月13日 14時から
第19回デジタルヘルスセミナー、健康増進を図る生命保険、Vitalityを導入、この分野の先駆者である住友生命保険相互会社 常務執行役員 兼 新規ビジネス企画部長 藤本 宏樹 氏の講演を注目しています。時間があれば取材したい。
https://www.link-j.org/event/post-8482.html

我が国の製薬企業やVCはファッショナブルで、従来に医薬品と同じ工業生産と在庫の概念を適応できる他家CAR-T細胞に開発や投資の重心を移しています。先月も日本のVC何社かがiPS細胞由来の他家CAR-T細胞のベンチャーに追加出資しました。しかし、これは1周遅れのトップを狙う日本企業の企業体質の悪弊に過ぎません。今月、次世代の自家CAR-T細胞を開発するベンチャー企業が、3億2500万ドルの資金調達に成功しました。製造技術の革新とがん治療のために生着率向上が必要であるという医療現場の認識、さらには商品化の実績が、米国では再び自家CAR-T細胞に投資や開発努力が集中し始めたのです。目端の利いた日本のVC2社も投資しています。流行に逆張りする日本のVCも現れたのが救いです。

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皆さん、お元気ですか?

●宮田満のLINK-J 一押イベント 2024年7月4日(水) 12:00~13:00
Miyaman’s Venture Talk vol.9『宮田 満 氏と羽藤 晋 氏でiPS細胞による再生医療の本格実用化を縦横無尽に語る。』
iPS細胞による再生医療の最先端を走るセル―ジョンの羽藤社長と現実化しつつあるiPS細胞再生医療の現状と課題を議論します。皆さんからの質問にも時間内に全てお答えしたいと考えております。どうぞ下記よりご登録(無料)下さい。
https://www.link-j.org/event/post-8207.html

●宮田 満のバイオ・アメイジング~2024年5月30日(木)15:00~16:00
明日です!!「多角的アプローチによる精神疾患のゲノミクス研究―確固たる遺伝子の発見、モデル動物の解析、 ゲノムの「バタフライ・エフェクト」の発見―」理化学研究所 脳神経科学研究センター 分子精神病理研究チーム髙田篤チーム・リーダーを招き、精神疾患、中でも自閉症の多角的なオミックス研究の最前線を議論いたします。
ゲノムのバタフライ・エフェクトとは何なのか?
無料リモート・セミナーにご登録願います。前回のセミナーは満員で締め切りました!!
https://www.jba.or.jp/event/post_146/

どうやら我が国には第二の大学発ベンチャー・ブームがやって来たようです。コロナ禍を乗り越えて、若者がどんどん起業に走っています。いよいよ福沢諭吉先生が創立し、ベンチャー起業の本命とも目される慶応大学発のベンチャーが急増しています。今、彼らを駆り立てるものは何か?どうやら国策による振興だけではなさそうです。4年毎に調査を継続している経済産業省が2024年5月17日発表した資料から読み解きます。

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皆さん、お元気ですか?

●日経バイオテクが、4月24日16時から19時、オンライン・セミナー「日本から世界へ!製薬バイオ業界の動向とグローバル展開のヒント」を開催します。まだ若干席があります。詳細を以下からアクセスの上、お申込み願います。国内外のライセンス、買収、IPOなどを総覧できます
https://www.nikkeibp.co.jp/seminar/atcl/med/240424/?n_cid=nbpnhc_siad

●宮田 満のバイオ・アメイジング~2024年4月25日(木)15:00~16:00
個人的にはこのテーマは辛い。「毛髪一本からストレス度合いを把握~髪の毛は何でも知っている?!」福島大学の平修教授をお招きして、血液採取によらず、非侵襲的に心理的ストレスマーカー発現を把握する方法を模索し、毛髪一本の高精細なイメージング質量分析技術(Nano-PALDIイメージング 質量分析法)を開発した経緯と今後の展望を議論します。無料リモート・セミナーは下記よりご登録願います。
https://www.jba.or.jp/event/post_141/

●宮田満のLINK-J 一押イベント 2024年4月26日(金) 18:30~21:00
<塩崎政務官と語る60分! 政策キーパーソンと語ろう特別編>~ヘルスケアスタートアップ振興・支援プロジェクトにおける課題と展望~
新たな厚生族の旗手がバイオ・ベンチャー支援でどう考えエイルのか?とても興味があります。
https://www.link-j.org/event/post-7778.html

本日、バイオ目利き人材プログラムの資料を整備したところ、ゲノム編集治療の治験数が、遺伝子治療と肩を並べるほど増えているのに驚きました。本日はゲノム編集治療の進展とアキレス腱を俯瞰いたします。

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皆さん、お元気ですか? CAR-T細胞の新たなリスクが指摘されました。

●宮田 満のバイオ・アメイジング~2024年3月19日(火)15:00~16:00
「心とは何か?光と電気と電脳で追究する最先端脳科学!」、松井広 氏(東北大学大学院 生命科学研究科 兼 医学系研究科 超回路脳機能分野教授)をお招きして、1)心理学と生理学の研究手法を駆使、記憶におけるグリア細胞の役割と、2) 脳細胞間信号伝達を解析し、心の機能の回路基盤に迫ります。オンライン聴講は無料。以下からお申込み願います。
https://www.jba.or.jp/event/post_133/

●宮田満のLINK-J 一押イベント 3月22日13時から
「革新的がん治療に繋がる研究シーズ・技術シーズ ピッチコンテスト」柏の葉ライフサイエンスフロンティアで躍進するイノベーションシリーズ
アステラス製薬提供の賞金1000万円を巡る戦い、5つのグループが発表、果たして勝者は?
https://www.link-j.org/event/post-7557.html

B細胞性腫瘍に対する自家CAR-T細胞に対して、Tリンパ腫の混入のリスクを指摘したのに続いて、多発性骨髄腫のCAR-T細胞に対する新たなリスクを米国食品医薬品局(FDA)が指摘しました。その波紋を解析します。

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皆さん、お元気ですか?また、新しいモダリティ、TILが商品化しました。

●宮田満のLINK-J 一押イベント 3月22日13時から
「革新的がん治療に繋がる研究シーズ・技術シーズ ピッチコンテスト」柏の葉ライフサイエンスフロンティアで躍進するイノベーションシリーズ
アステラス製薬提供の賞金1000万円を巡る戦い、5つのグループが発表、果たして勝者は?
https://www.link-j.org/event/post-7557.html

◎バイオ目利き人材養成プログラム、第6期BIG、今年も7月から開始
申し込み受付を開始しました。以下、それぞれ相当するジャンルのリンクから詳細をダウンロードしてお申込み願います。今年も55社限定募集です。来年度の予算に組み込み願います。皆さんのご参加を心待ちにいたします。
製薬企業・大手企業(正規料金) https://miyata-inst.jp/big6/
ベンチャー企業/創業10年未満、未上場(VB特別割引)https://miyata-inst.jp/big6-vb/
VC・金融機関・証券会社(優良投資家特別割引)https://miyata-inst.jp/big6-vc/

元祖癌免疫細胞療法というべき腫瘍浸潤T細胞(TIL)が米国で条件付き承認ですが、とうとう認可を獲得しました。米国国立がん研究所のRosenberg博士らのグループが1987年にTILの画期的な治療効果を論文発表して以来、37年目の成果です。テレビなどでは派手に喧伝されたTILですが、なかなか安定した治療効果を示せず幻に終わるかとさえ考えていましたが米Iovance Biotherapeutics社がとうとうやり遂げたのです。

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皆さん、お元気ですか?

●宮田 満のバイオ・アメイジング~ 2月19日15時から16時@オンライン
緊急対談:バイオのあの話題はこれからどうなる?!
「低強度運動と食で実現する “脳フィットネス" 」
そろそろ皆さんも脳を鍛えないと他人に迷惑を掛けるかも。必見です。
下記より申し込み願います
https://www.jba.or.jp/event/post_127/

●宮田満のLINK-J 一押イベント 2月15日12時から13時@オンライン
また、バイオ・ベンチャーのキーマンを及びして、激論いたします。
Miyaman’s Venture Talk vol.7『宮田 満 氏と小林茂氏で次世代抗体を縦横無尽に語る。』
今回は2抗原特異抗体や3抗原特異抗体を開発する次世代抗体企業に変貌しつつあるカイオムの小林社長をお招きします。
https://www.link-j.org/event/post-7313.html

前回のコラムで、今や急速にCAR-T細胞の体外での培養時間が短縮され、2日+品質検査・出荷(8日間)の合計10日間(いずれも中央値)で自家のCAR-T細胞を製造できるプロセス革命が起こっていることを指摘しました。病院までの往復の輸送期間も入れて、2週間以内に患者を治療できるようになったのです。これによって出荷検査が自家以上に課される可能性がある他家CAR-T細胞は感染症などの適応症を除き、自家CAR-T細胞に対する競争力を失うかも知れません。しかし、実はこうした体外で培養する自他CAR-T細胞の脅威となるイノベーションの芽吹きも現れてきました。患者の体内でCAR-T細胞を製造するin vivo自家CAR-T細胞の製造技術です。10年から15年後には先行するCAR-T細胞に強力なライバルとなる可能性があると思います。

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皆さん、お元気ですか?

●宮田 満のバイオ・アメイジング~ 2月19日15時から16時@オンライン
緊急対談:バイオのあの話題はこれからどうなる?!
「低強度運動と食で実現する “脳フィットネス" 」
そろそろ皆さんも脳を鍛えないと他人に迷惑を掛けるかも。必見です。
下記より申し込み願います
https://www.jba.or.jp/event/post_127/

●宮田満のLINK-J 一押イベント 2月15日12時から13時@オンライン
また、バイオ・ベンチャーのキーマンを及びして、激論いたします。
Miyaman’s Venture Talk vol.7『宮田 満 氏と小林茂氏で次世代抗体を縦横無尽に語る。』
今回は2抗原特異抗体や3抗原特異抗体を開発する次世代抗体企業に変貌しつつあるカイオムの小林社長をお招きします。
https://www.link-j.org/event/post-7313.html

雪の弘前に滞在しています。今年はそうは言ったもののほとんど積雪が無く、まるで春の如くです。さて、血液癌の特効薬となった全世界で3万人近くの患者に投与されているCAR-T細胞の製造法の革新が水面下で急速に進んできました。これによってコスト削減ばかりでなく、自家CAR-T細胞が他家CAR-T細胞に比べて遜色ない時間で提供できる可能性もでてきました。しかも、活性が高く、尚且つメモリー細胞として患者の体内で免疫系の再構築にも貢献、再発を抑制し生存率を向上させる可能性もあるのです。現在、武田薬品などビックファーマは他家CAR-T細胞に殺到していますが、ごく狭い適応症を除いて、自家CAR-T細胞の方が市場を優占する勢いとなってきました。

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また、バイオ・ベンチャーのキーマンを及びして、激論いたします。
Miyaman’s Venture Talk vol.7『宮田 満 氏と小林茂氏で次世代抗体を縦横無尽に語る。』
今回は2抗原特異抗体や3抗原特異抗体を開発する次世代抗体企業に変貌しつつあるカイオムの小林社長をお招きします。
https://www.link-j.org/event/post-7313.html

2024年1月23日、米国食品医薬品局はB細胞性腫瘍や多発性骨髄腫に対するCAR-T細胞のT細胞性腫瘍の発生のリスクに形式上決着をつけました。添付文書を改訂し、ボックス警告にT細胞性腫瘍の発生による入院や死亡の可能性を示すことを求めたのです。結局、CAR-T細胞の卓越した薬効と極めて低い腫瘍発生リスクのバランスから治療は継続することを決断したのです。しかし、専門家と議論を重ねると、腫瘍発生の影響はかなり幅広い影響を示しそうです。特に、自己免疫疾患への適応拡大と武田製薬など大手製薬企業が殺到している他家CAR-T細胞開発に深刻なブレーキとなる懸念が生じていました。

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