皆さん、お元気ですか?

●宮田満のバイオ・アメージング 2023年7月28日(金)15:00~16:00(無料)
何事にもポジティブ、この辛い世の中を生き抜くためには必要な能力です。では前向きの心とはなんなのか?最新の脳研究で解明します。「逆境を自発的に生きるための前向きサポート脳科学」を山田真希子氏((国研)量子科学技術研究開発機構 量子生命科学研究所、量子医科学研究所 脳機能イメージング研究部 グループリーダー)を迎えて議論します。
どうしよう、と迷っているあなたこそ、下記のリンクよりご登録願います。
https://www.jba.or.jp/event/post_98/

●Miyaman’s Recommendation on the event of LINK-J
今度は8月10日午前12時から1時間、Miyaman’s Venture Talkは昨年末上場を果たしたサイフューズの秋枝社長を招き、3Dバイオプリンターの招来と上場成功の秘訣を議論します。下記よりどうぞご登録願います。無料のリモート講演です。
https://www.link-j.org/event/post-6369.html

siRNAは核酸医薬の中でも、私は最も成功する確率の高いモダリティだと思っています。2本鎖RNAの物性は塩基配列によって変わらないため、抗体医薬のように多数の新薬を効率よく生むモダリティです。なおかつ、アンチセンスDNAなどよりも、薬効は1オーダー高いと考えられています。しかし、希少疾患以外はなかなか開発が進んでいなかったのが現状でした。2023年7月24日、その制約を破ってsiRNA医薬開発のパイオニアである米Alnylam社がスイスRoche社と高血圧治療薬の共同開発で、マイルストーン合計28億ドル+ロイヤリティの大型契約を締結しました。既に実用化している高脂血症に続いて、生活習慣病の巨大市場にsiRNAが音を立てて参入し始めたのです。

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皆さん、ご無沙汰しておりましたが、お元気ですか?

●宮田満のバイオ・アメージング 5月はアンチエージング2連発
5月17日14時から 「ゲノム・ストレスが老化を加速。老化のメカニズムが明らかに!」
早野元詞氏(慶應義塾大学 医学部 精神・神経科学教室 特任講師)と最新トピックスを討議します。詳細と無料登録、https://www.jba.or.jp/event/post_88/
5月29日14時から 「健康長寿の理想像、百寿者とスーパーセンチナリアンのエピゲノムの秘密をあばく!」
清水 厚志 氏(岩手医科大学 医歯薬総合研究所 生体情報解析部門 教授/いわて東北メディカル・メガバンク機構 副機構長)とLIVE討議。https://www.jba.or.jp/event/post_90/

●Miyaman’s Recommendation on the event on LINK-J
どうしても気になります。デジタルヘルスは本当に医療や健康に革新をもたらすのか?第14回デジタルヘルスセミナーが6月19日に開催されます。現状と問題点を把握するには絶好の機会かも知れません。以下から登録をお急ぎ願います。
https://www.link-j.org/event/post-5935.html

今夕開催する第4期BIG第9回セミナーは核酸医薬の開発の遅れの問題点と打開策を議論します。1998年に第一号商品が上市された核酸医薬は、25年経っても18品目しか商品化されていません。それに対して、1986年に初めて上市された抗体医薬は、37年間で118製品も発売されています。当初、核酸医薬は抗体医薬を置き換えるとさえ期待されたのに、この差は一体何なのか?今夕の議論のたたき台である私の資料から抜粋して見ました。
バイオ目利き人材養成プログラムBIG第五期募集中です⇒https://miyata-inst.jp/big/

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皆さん、お元気ですか?
英国からリーガエスパニョーラのエイバルにこの夏に移籍した武藤嘉紀選手が、とうとうゴールを第11節のベティス戦で叩き込みました。これでなかなか得点を挙げられなかった、鬱憤を一気に晴らし得点を重ねて欲しいと思います。武藤選手の嬉しそうな表情に思わず笑みがこぼれました。

さて本題です。抗体医薬に続き、核酸医薬市場の本格的な離陸が起こりつつあります。DDS(医薬送達システム)の開発がまだネックですが、この問題が突破できれば、急速に市場を拡大、抗体医薬に型を並べる可能性があるのです。欧米市場の関係者は今月固唾を飲んで核酸医薬の第二の、そしてsiRNA医薬では初のブロックバスターとなる「Leqvio」(inclisiran、スイスNovartis社)の米国医薬品局と欧州医薬庁の認可を待っています。一部報道ではイタリアにある製造拠点の査察が新型コロナウイルスの流行のため後れており、来年にずれ込むという予想もあります。P3治験で圧倒的な効果を示したため、販売認可はまず間違いありません。新型コロナのメッセンジャRNA(mRNA)ワクチンの緊急認可に加えて、来年はこの他数品目の核酸医薬の販売認可も予定されており、2021年は核酸医薬の年となりそうです。我が国でも初の核酸医薬「ビルテプソ」(ビルトラルセン、アンチセンスDNA)が2020年5月に発売されました。日本新薬が国立精神神経研究センター共同開発の成果です。これについては詳しく続報いたします。我が国の製薬企業は抗体医薬で出遅れた轍を踏んではなりません。日本の核酸化学の強さを梃に、是非世界市場に打って出ていただきたいと願っています。

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