皆さん、お元気ですか?

●宮田満のLINK-J 一押イベント 2月15日12時から13時@オンライン
締め切り迫る、バイオ・ベンチャーのキーマンを及びして、激論いたします。
Miyaman’s Venture Talk vol.7『宮田 満 氏と小林茂氏で次世代抗体を縦横無尽に語る。』
今回は2抗原特異抗体や3抗原特異抗体を開発する次世代抗体企業に変貌しつつあるカイオムの小林社長をお招きします。
https://www.link-j.org/event/post-7313.html

●宮田 満のバイオ・アメイジング~ 2月19日15時から16時@オンライン
緊急対談:バイオのあの話題はこれからどうなる?!
「低強度運動と食で実現する “脳フィットネス" 」
そろそろ皆さんも脳を鍛えないと他人に迷惑を掛けるかも。必見です。
下記より申し込み願います
https://www.jba.or.jp/event/post_127/

昨日、協和キリンの2023年12月期の決算説明会がありました。前年比439億円増の売り上げ4422憶円、当期利益は276億円増の812億円と空前の好業績でした。実は国内販売は薬価引き下げの影響を受けて、17億円の減収だったのですが、海外売り上げ増がそれを補ったのです。抗FGF23抗体「クリスビータ」が1525億円と好調でした。前年比243億円の売り上げ増は、同社の昨年の増収の実に88%を占めています。クリスビータはXLH(X染色体連鎖性低リン血症性くる病・骨軟化症)という2万人に1人発症する希少疾患の医薬品です。同社は希少疾患治療薬を更に拡充するため、英国Orchard Therapeutics社を2024年1月24日に3億8760万ドル(約 574 億円)を買収を完了しました。宮本昌志社長やChief Medical Officerの山下武美専務にその真意を問うと、誠に腹落ちする理由が明かされました。本日は同社の真意を探ります。

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皆さん、お元気ですか?
最近動画に嵌っています。新たに2022年4月8日午前12時から無料配信動画「Miyaman’s Venture Talk」を開始します。これでバイオインダストリー協会の支援で始めた「宮田満のバイオ・アメージング」と合わせ2チャンネルを発信することになります。
Miyaman’s Venture Talk(私のネーミングではありません。三井不動産のセンスです)はLINK-Jと連携して、バイオ・ベンチャー企業の創業者・社長などキーマンを1時間インタビューする番組です。第1回を飾っていただくのは伝説のアントレプレナー、そーせいグループの創始者、田村眞一CEO。めったにメディアには現れない田村CEOから成功の秘密を伺います。下記よりどうぞご登録願います。これからどんどん活きのよいベンチャーの経営者と我々の未来を巡ってバトルしますので、ご期待願います。締め切りは4月8日13時らしいですが、それでは動画が終了していますので、4月8日12時までにご登録願います。
https://www.link-j.org/event/post-4352.html

さて、本日開催する第三期バイオインベストメントギルドの講演の準備で遺伝子治療の実用化をまとめてびっくり。なんと日米欧で製6品のin vivo遺伝子治療、そして11製品のex vivo遺伝子治療が商品化していました。ロシアと中国、そして何故かフィリピンで承認されている遺伝子治療製品を合わせると22製品(in vivo 4製品、ex vivo1製品)が実用化されていました。本当に急速な遺伝子治療の商品化が始まったのです。こうした遺伝子治療商品化の加速を、2018年に予測したのは当時の米国食品医薬品局Scott Gottlieb長官でした。しかし、2022年まで本格的に遺伝子治療市場が離陸するという、Gottlieb氏の強気の予測は、残念ながら間違いなくある原因によって外れることが確実になったのです。

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