皆さん、お元気ですか?また、生成AIに技術革新が起こりました。今や生成AIの覇者に躍り出た米Microsoft社の発表です。

●宮田 満のバイオ・アメイジング~2024年3月19日(火)15:00~16:00
「心とは何か?光と電気と電脳で追究する最先端脳科学!」、松井広 氏(東北大学大学院 生命科学研究科 兼 医学系研究科 超回路脳機能分野教授)をお招きして、1)心理学と生理学の研究手法を駆使、記憶におけるグリア細胞の役割と、2) 脳細胞間信号伝達を解析し、心の機能の回路基盤に迫ります。オンライン聴講は無料。以下からお申込み願います。
https://www.jba.or.jp/event/post_133/

●宮田満のLINK-J 一押イベント 3月22日13時から
「革新的がん治療に繋がる研究シーズ・技術シーズ ピッチコンテスト」柏の葉ライフサイエンスフロンティアで躍進するイノベーションシリーズ
アステラス製薬提供の賞金1000万円を巡る戦い、5つのグループが発表、果たして勝者は?
https://www.link-j.org/event/post-7557.html

一昨年から始まった生成AIの創薬に対するインパクトは誠に目まぐるしい成長を示しています。もう学ぶのが大変。そこでケモインフォマティックスに加えて、機械学習や生成AIで創薬支援を行っている理論創薬研究所の吉森篤史社長に定期的に家庭教師になっていただいています。今回のコラムも殆どが吉森社長の講演を基にしております。質問などがありましたら、私に聞くのではなく、吉森社長に是非お問い合わせください。

「生成AIでも画像生成などで発展してきた生成AIであるDiffusionを創薬に応用することが流行ってきた。そして昨年、Microsoft社が論文草稿を発表した(まだ正式の論文ではない)D.G.は創薬ゲーム・チェンジャーになりそうだ」(吉森社長)というのです。

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皆さん、お元気ですか?
米Google社の親会社(米Alphabet社)の子会社である英DeepMind社とその関連研究者が次々と蛋白質の立体構造のAI(人工知能)予測の応用範囲を拡大しています。AlfaGOで、碁の天才を打ち負かした同社が開発したAlphaFoldが高精度の蛋白質構造をDNA配列やアミノ酸から予測可能にしたことで、世界をあっと言わせましたが、今回は蛋白質複合体の立体構造予測や蛋白質・蛋白質相互作用(PPI)の予測まで踏み込んできました。今や、標的蛋白質の構造に基づいた創薬にはAIの助けなしには進まぬ状況になりつつあります。またこのAI技術を基にGoogle社は創薬開発の企業を今月創設しました。まだ、AIに関しては未消化のことも多く、雑駁な解説になってしまいますが、今後とも急速にAI化が進む新薬開発の今を何とか皆さんにお伝えしたいと思います。

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