新Mmの憂鬱、薬機法認可脂肪組織由来再生(幹)細胞製造キットが生んだ混乱

明日、東大の中西真教授の衝撃的な論文がNature誌を飾ります。本日、詳細をインタビューしておりますので、今週の金曜日をお楽しみください。ひょっとしたら不老を実現する医薬品開発の手掛かりが得られたのかも知れません。

という訳でますます、老化は病気だと思い始めています。11月25日正午から宮田 満のバイオ・アメイジング~緊急対談も、大阪大学の原英二教授をZOOMにお招きして「細胞老化の新局面~SASP(細胞老化関連分泌現象)の秘密を解く!」に迫ります。無料LIVE配信は前回も満員札止めになりましたので、下記より申込みをお急ぎ下さい。残り100名弱です。
https://www.jba.or.jp/jba/seminar/se_02/_sasp.php

さて、日本の再生医療で大きな混乱が起きているようです。

元々日本の再生医療の規制は分かりにくい。きちっと治験を行って薬機法で認可された再生医療等製品とクリニックなどで主に自由診療を中心に再生医療等の安全性の確保等に関する法律(再生医療新法、厚労省は再生法と呼ぶ、今更新法でもないので、今後は再生法)で規制される再生医療等製品が両立しています。2022年2月8日に薬機法で脂肪組織由来再生(幹)細胞(Adipose Derived Regenerative Cells:ADRCs)を製造するキット「セルーション セルセラピーキット SUI」(サイトリ・セラピューティクス)が承認された結果、再生医療のクリニックや病院などで、ADRCsを適応外使用する例が頻発、慌てた厚労省が2022年10月5日に研究開発政策課長通知を出すドタバタとなりました。

ここからは申し訳ありませんが有料で全文をお楽しみ願います。

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