新Mmの憂鬱、バイオ・製薬業界のM&Aブームに立ちはだかった米独禁法の壁

皆さん、お元気ですか?
既に夏ですね。気温の急上昇にお気をつけ願います。

●宮田満のバイオ・アメージング
5月29日14時から 「健康長寿の理想像、百寿者とスーパーセンチナリアンのエピゲノムの秘密をあばく!」
清水 厚志 氏(岩手医科大学 医歯薬総合研究所 生体情報解析部門 教授/いわて東北メディカル・メガバンク機構 副機構長)とLIVE討議。
https://www.jba.or.jp/event/post_90/

●Miyaman’s Recommendation on the event on LINK-J
これは見落とせません。7月4日、LINK-Jシンポジウム「創薬のフロンティア2023」
エーザイの内藤CEOの基調講演に加え、核酸医薬、AI創薬、エクソソーム創薬、放射性標識テラノスティックスなど、革新的な創薬概念のオンパレードです。午後5時から立食カクテルがあるのも結構です。食事と飲み物のメニューで、三井不動産(LINK-J)の本気を推し量ることができます。下記よりお申込みをお急ぎ下さい。
https://www.link-j.org/event/post-6121.html

さて本日は、まさに米国時間の本日(2023年5月16日)に米国連邦取引委員会(FTC)が米Amgen社のアイルランドHorizon Therapeutics社の買収に待ったをかけるため提訴したというニュースが飛び込んできました。パテント・クリフ、新型コロナパンデミック・クリフから昨年から今年にかけて、バイオ・製薬業界では企業買収(M&A)ブームが巻き起こっていましたが、FTCがそれに冷や水を掛けた格好です。FTCは我が国の公正取引委員会に該当する組織ですが、その力は遥かに強く、今回の訴訟は米国の自由薬価制度による薬価の高騰に対する強力な牽制となると考えています。米国はインフレ防止法による薬価引き下げもあり、米国市場はそんなに甘くないのです。

ここからは申し訳ありませんが有料で全文をお楽しみ願います。

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