新Mmの憂鬱、AI創薬の陥穽を越える、ElixとPrismの挑戦、6化合物合成で2つがヒット

皆さん、お元気ですか?

●宮田満のバイオ・アメージング 11月26日 15:00~16:00
「ひらめき脳を解き明かせ!」
人は、どんな時、どうして「ひらめく」のか。ひらめきをめぐる最新の研究と活用の試みを紹介する。虫明 元 氏(東北大学名誉教授・学術研究員)を演者にお招きし、皆さんの質疑にも全部答えます。どうぞ下記からお申込み願います。
https://www.jba.or.jp/event/post_207/

●LINK-J一押イベント 12月8日 14時から18時
名古屋大学ヘルスケアスタートアップセミナー+ショーケース
我が国最大級のインキュベーション施設が開設した名古屋が今熱い
https://www.link-j.org/event/article-44586.html

AI創薬が急速に進展してきました。メディアを賑わす成果も発表されています。しかし、派手なニュースの裏腹に、実は深刻な落とし穴が存在しています。“AIが生成した新薬候補の低分子化合物が合成できない問題”です。そのため、合成が簡単な核酸医薬やペプチド・抗体医薬のAI創薬が先行しています。昨日開催されたセミナー(Merck株式会社主催)にAI創薬のELIXの結城伸哉CEOとペプチド模倣創薬のPrism BioLabの藤間達哉CTOをお招きして、AI低分子創薬の現状と課題を議論いたしました。驚いたことに、この2社が共同研究しており、AIが生成した化合物を6つ合成したところ、2つもヒット化合物が見つかったのです。合成できない問題の非常に大きな壁は意外なところにあったのです。
COI:私のVC、ヘルスケア・イノベーション1号ファンドがPrismに投資しています。依怙贔屓があるかも知れないのでご注意願います。

ここからは申し訳ありませんが有料で全文をお楽しみ願います。

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