新Mmの憂鬱、イノベーションに備えあれば憂いなし

1月31日のラ・リーガ第21節、アトレティコ・マドリードVSカディス戦は4-2で快勝しました。試合自体はカディスが頑張り、堅守を誇ったアトレティコのディフェンス陣の要、トリッピアー選手が賭博で10週間の出場停止を余儀なくされ、押し込まれる苦戦を強いられました。しかし、頼りになるフォワード、スアレス選手がフリーキックで先制点を入れると状況が一変、一度はカディスに追い付かれますが、最終的には4-2で止めを刺しました。今月から中盤のカラスコ選手も復帰し、ますますアトレティコの独走が強まりそうです。バルセロナではメッシ選手に遠慮してフリーキックを蹴っていなかったスアレス選手が5年振りに得点、それを見たアトレティコのシメオネ監督が大笑いしていたのが印象的でした。連勝は止まりそうにありません。

昨年11月の日経FTアジア感染症会議で政府分科会の尾身会長は「我々は準備不足というハンデを負って、新型コロナ対策を強いられている」と嘆きました。それでは日本全体がこのパンデミックに準備不足だったのでしょうか? 実は神奈川県の湾岸エリアの研究機関や企業は例外的にパンデミックのためのイノベーションを継続、その成果が対策に結実しつつあるのです。実際、新型コロナワクチン接種のシミュレーションも川崎市で行われました。準備不足、危機管理不足は日本人の体質ではない証左です。今の政府や多数の自治体の怠業に過ぎないのです。私達は神奈川県の東京湾臨海部から大いに学ばなければなりません。

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