新Mmの憂鬱、次なる国民病腎不全の救世主にAIMはなるか?

いよいよプロテニス・シーズンが始まりました。最大の注目は右肩の負傷から4か月の治療を経て復帰した錦織選手の動向です。今年の出来次第では引退という囁きも聞こえてくるはずです。
その初戦となったATPカップ(オーストラリア・メルボルン)で錦織選手(世界41位)と世界4位のメドベージェフ選手が激突、2-6、4-6で残念ながら錦織選手が敗れました。しかし、新型コロナの感染などにより練習時間が殆ど取れなかったにしては、上出来な負け方でした。メドベージェフ選手はビッグ3を脅かす伸び盛りの新鋭であり、戦術の巧妙さといい、ショットの鋭さといい、粘り強い守備力といい、現在、世界トップの選手です。復帰すぐにこのスコアは復活の良い兆候だと考えています。

今や我が国の人工透析の医療費は1兆5000億円以上に上ります。高齢化と糖尿病患者の増加により、人工透析の対象となる慢性腎不全の患者の増大は避けられません。腎臓は若さを決める主要臓器でもあります。高齢化によるアンチエイジング市場の拡大に対応するためにも、慢性腎不全や腎機能の改善は今後のバイオテクノロジーの大課題となると考えております。そして、なんとその問題解決のヒントがネコの研究から確信を得られたのです。皆さんは、ネコやライオン、チーターなどは腎不全を発症するとほとんどの場合、生命を落とすことをご存じでしたか? 我が国の研究者が発見したAIM(Apoptosis Inhibitor of Macrophage)が、ヒトもネコも救う可能性が出てきました。

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