新Mmの憂鬱、新型コロナにも負けず、進むメタボローム・コホート研究、1万人ゲノム完了

皆さん、お元気ですか?
UEFA U-21が始まりました。これから(あるいは既に)欧州のサッカーをけん引する俊才が集まる国別対抗性です。まったく涎がでるような好試合が設定されており、本当に眠る暇がありません。日本に住んでいることのハンデに苦しむ一週間です。でもそれ以外はやはり日本に住んでいることが良い。特に今、桜の満開の下、心が浮き立つ気分は地球のどこの場所でも得られぬものだと思っています。

雨ニモマケズ、風ニモマケズ、、、、これはもうまるで宮沢賢治の世界です。新型コロナ・パンデミックという未曽有の事態下でも、山形県鶴岡市のメタボローム研究「鶴岡みらい健康調査」は着々と進んでいました。山形県と宮城県は現在、感染者急増で独自の緊急事態宣言を今週発令したところです。そのため、東京の慶應大学の支援で始まった2012年4月から始まった世界最大のメタボローム・コホート研究は地元の関係者を中心に進められ、今月参加者1万人のゲノム解析が完了します。ゲノムとメタボローム(代謝産物の悉皆解析)を併せ持つ疫学研究のプラットフォームが完成目前です。是非、ご注目願います。

ここからは申し訳ありませんが有料で全文をお楽しみ願います。

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