新Mmの憂鬱、難病ALSの根本原因解明か?iPS細胞による次世代創薬

皆さん、お元気ですか?
東京オリンピック。そうは言っても観てしまいます。卓球の伊藤美誠選手、我が国卓球市場初の女子選手個人としてのメダルですが、3位決定戦に勝利した後の憮然とした顔は印象的でした。伊藤選手が小学校の頃の予定では、16歳でオリンピック団体戦のメダル、20歳で金メダルでした。しかし、予定通りに行かぬのが人生。まだ二十歳の伊藤選手がリベンジする機会はまだまだあります。あの面構えから、きっと23歳の時にはとんでもないことを実現しそうです。

東京の新型コロナ感染者数はとうとう3000人を突破するまでに至りました。かたや東京オリンピックも金メダルラッシュで、自粛なのか、興奮なのか?ある種の分裂状態に国民は置かれております。ワクチン接種を急ぐ以外に有効な手段を見つけられない政府に国民の苛立ちは増すばかりです。米国疾病管理センターは先週、一旦は規制緩和したワクチン接種完了者に対するマスク着用を再び勧告しました。感染力が強力なインド株(デルタ株)が優占するように変わり、接種完了者の再感染(Breakthrouh Infection)が報告されたためです。再感染者は軽症ですが、感染源として他人に感染を広げる可能性があります。また、軽症者でも新型コロナウイルスは後遺症を残す場合があり、後遺症(long CORVIT-19)が今後大きな問題となりそうです。つまり、新型コロナは罹らない方が良いのです。皆さんも是非、改めて慎重な行動をお取り願います。

さて新型コロナ・パンデミック下でも科学は進展しています。米国Johns Hopkins医科大学のグループが、筋萎縮性側索硬化症(ALS)という難病の根本原因に肉薄したのです。家族性ALS患者と散発性ALS患者のiPS細胞をそれぞれ樹立、分化誘導した運動神経を解析して、まったく新しい治療標的を発見しました。正にこのメールで何回もお伝えしていますが、次世代の創薬である疾患パスウェイ創薬を実践したのです。この手法は幅広い疾患にも適応可能で、新薬開発プロセスを大きく飛躍させると期待しています。このニュースをTwtterで速報したところ、何と24時間で過去最高の6000件のいいねを頂きました。皆さんの関心も高いのです。是非、読者の皆さん、ご注目願います。

ここからは申し訳ありませんが有料で全文をお楽しみ願います。

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