新Mmの憂鬱、日本の技術突破、新型コロナのサル病態モデルとマウス高感度スクリーニング系
皆さん、お元気ですか?
先週パシフィコ横浜で開催されたBioJapan2021の会場から刮目すべきニュースをお届けします。2006年にマウスのiPS細胞が樹立され、我が国でiPS細胞ブームが巻き起こりました。その時、政府は10年でiPS細胞を実用化すべく予算を確保しましたが、私は「20年から25年ぐらい必要だ」と主張した覚えがあります。ヒトのiPS細胞が私の予想よりかなり早く、2007年に樹立されたため私の予想は前倒しになりましたが、その20年目のiPS細胞の実用化がとうとう視野に入って来たのです。と、「新Mmの憂鬱、BioJapan2021、実用化までもう5年、続々と治験入りしたiPS細胞」というタイトルで記事を執筆していたのですが、今、本日のタイトルの緊急ニュースが入ってきましたので、来週の月曜日にiPS細胞の実用化の記事は譲り、日本政府と傘下の研究陣がやっとやるべきことをやった研究成果をお伝えいたしましょう。
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