新Mmの憂鬱、古色蒼然たる我が国の10万人ゲノム計画に二つの余禄

皆さん、お元気ですか?
我が国政府は癌と希少疾患の患者、10万人を対象とした全ゲノム解析プログラムを粛々と進めています。しかし、読者の皆さんには今時、10万人を解読しても国際的には自慢にならないと思っている方も多いのではないでしょうか?現在、今年6月に自民党の骨太の方針に盛り込むべく、全ゲノム解析等実行計画ロードマップ2022の策定が先月から着手されたところです。「今なら100万人ゲノムじゃないの?」という疑問もでてきます。確かにプロジェクトのスケール感とスピードには課題が山積みです。しかし、一見古色蒼然たるゲノムプロジェクトにも、よく見ると2つの大きな進歩の種が存在していました。本日は我が国の国家10万人ゲノム解析プロジェクトで見つけた宝物(余禄)を二つご紹介いたしましょう。

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