新Mmの憂鬱、流行のmRNA医薬に立ちはだかる壁、新型コロナ・ワクチンとは異なる高い品質要求

●宮田満のLINK-J 一押イベント 11月13日 17:00-19:00(会場受付:16:45 ネットワーキング:19:00‐20:00)
創薬における要素技術の「ケミストリー」 ~AI、オートメーション、 分子変換の融合~
AI創薬の進展により、ケミストリーの技術突破のニーズが高まってきました。AI創薬の最先端と“AIが示す最適化合物合成できない問題“の突破を目指したセミナーです。我が国の強みであるメディナル・ケミストリー再興の道を皆さんと議論します。是非、下記より参加申し込み願います。無料、リアル&リモート開催。
https://evententry.link-j.org/public/seminar/view/9406

●宮田満のLINK-J 一押イベント 11月1日 12時から13時、リモート
今日打合せしました。とても面白いセミナーになると太鼓判を押します。 Miyaman’s Venture Talk。今回は今年上場に成功したChordia Therapeuticの三宅 洋社長をお招きして、武田薬品からスピンアウトして、上場するまでの歩みと、RNAを標的とした低分子創薬の可能性について、縦横無尽に議論いたします。今回も、参加した皆さんの質問を時間内に全部回答いたします。無料セミナー、奮って下記から参加登録願います。
https://www.link-j.org/event/post-8865.html

新型コロナ・ワクチンがウイルスのDNA配列の解析からわずか11か月間に米国で接種できたのも、mRNA医薬という新しいモダリティの力でした。欧米のみならず、我が国の製薬企業もバイオベンチャー、そしてアカデミア(医師主導治験)もこの新モダリティの開発に殺到しています。しかし、先週、パシフィコ横浜で開催されたBioJapan2024の会場では、mRNA医薬開発が難渋しているため息ばかりが聞こえてきました。緊急事態で起こった新型コロナmRNAワクチンと平時のmRNA医薬の開発は同等ではありません。また、mRNA医薬を取り巻く周辺技術の開発も急速に進んだ結果、今では当初のmRNAワクチンですら治験許可を得ることは難しい状況になっていたのです。安易なmRNA医薬参入は大きな品質の壁が待っていたのです。

ここからは申し訳ありませんが有料で全文をお楽しみ願います。

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