夏休みは来週1週間取らせていただきます。
次号は8月19日号(法人読者は18日夜にアクセス可能です)でお会いいたします。

●LINK-J一押セミナー 8月27日
宇宙×ライフサイエンス ライフサイエンス事業化の突破口:海外資金と成功モデルから学ぶ日本の勝ち筋
もう次のブレイクスルーを目指して、宇宙×ライフサイエンスにも注目すべきです。僕も申し込みました。
https://www.link-j.org/event/article-53107.html

2026年8月4日、米Merck社は2026年第2四半期の業績発表を行いました。経口PCSK9阻害剤の承認、そしてAIDSの1週間に1回投与の経口AIDS配合剤(Islatravir と Lenacapavi)のフェーズ3好成績、そして再発性子宮内膜がんに対する抗体薬剤複合体(ADC)であるSacituzumab Tirumotecan (sac-TMT) の治験の手応えを、今期の3大トピックスとして取り上げました。同社は米国で28年後半に特許切れに直面する抗PD-1抗体「キイトルーダ」とsac-TMTのコンボ製剤で、パテントクリフを回避し、尚且つ薬効の拡大も狙っていました。その鍵を握っていたのが、ADCががん細胞を殺す殺し方だったのです。

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お元気ですか? というか、大丈夫ですか?

●宮田 満のバイオ・アメイジング 26年 8月6日(木)15:00~16:00 無料online
「妊娠に必須であるマクロファージを同定~制御性T細胞(Treg)の集積を導く免疫寛容機構を解明~」
大木 拓究人 氏(名古屋大学大学院 医学系研究科 人間拡張・手の外科学 特任助教)を招き、何故異物である胎児を体内で十月十日も維持できる謎を解きます。皆さんのご質問にも全部答えたい。是非とも下記よりご登録願います。
https://www.jba.or.jp/event/ttreg/

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新型コロナmRNAワクチンの開発で雌雄を争った独BioNTech社と米Moderna社の企業格差が広がって来ました。2026年8月3日、BioNTech社は現在、スウェーデンSwedish Orphan Biovitrum AB社のGuido Oelkers CEOを2027年2月1日からBioNTech社のCEOとして就任させると発表しました。会社の名前だけ見れば、BioNTech社は希少疾患に注力するのか?と誤解を生みそうですが、BionTech社の野望はそんなに小さなものではなかったのです。

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2026年7月27日、中外製薬の社長懇談会でもう一つ驚きがありました。なんと既に物質特許切れしている抗IL6受容体抗体「アクテムラ」(トシリズマブ)の海外売上が26年半期にまだ増収していたことです。同社は既に同じ創薬標的に作用する後継抗体医薬「エンスプリング」(サトラリズマブ)が商品化しています。リサイクリング抗体で薬効が高いにも関わらず、何故、アクテムラと同じ適応を避けるのか。その冷徹な事業判断とバイオシミラーの特殊事情が見えてまいりました。

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2026年7月27日、中外製薬の社長懇談会がありました。同社の奥田修社長はいつも歯切れよく見解を示すのでいつも楽しみでした。ところが、今回は若干ためらいを感じる結果となったのです。それは同社がポスト抗体医薬として注力している中分子医薬の開発進捗に関する説明でした。

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大阪開催!次世代研究者が挑む再生医療の最前線 【第5回 基盤技術】
2026年7月24日@ライフサイエンスハブウエスト/オンライン
これは面白そうです。若手研究者の頑張りがわが国の停滞を打ち破る力です。皆さん応援願います。
https://www.link-j.org/event/article-52687.html

条件付き期限付き承認を得た再生医療等の薬価算定には都市伝説が流布しています。いわく「ピーク時売り上げ50億円が、薬価算定が許容されるゴールだ」というのです。原価構成や対象患者に工夫を凝らして調整し、このゴールを目指しているという専門家達にお会いしたことがあります。でも、これは本当でしょうか?2026年に薬価が算定された4製品を比較、都市伝説を検証してみました。

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大阪開催!次世代研究者が挑む再生医療の最前線 【第5回 基盤技術】
2026年7月24日@ライフサイエンスハブウエスト/オンライン
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2026年6月23日に米Citeline社が発表した。製薬世界市場動向「World Previes 2026」によると、現在、抗体医薬の売上の半分もない抗体薬剤複合体(ADC)が急速に売り上げを増加させ、2030年には抗体医薬の売上の8割に相当する売り上げを上げる予測となっています。調べてみると、水面下では第三世代のADCの成功の鍵を握るペイロード(薬剤、毒物)の開発競争が熾烈化していました。文末に日中米の開発競争を表に纏めました。わが国では第一三共に加えて、武田薬品の健闘が目立ちます。

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バイオテクノロジーの進展によって、細胞医薬や遺伝子治療、抗体医薬、核酸医薬などが続々と商品化し、治療法の無かった患者を続々と救っています。しかし、一方でわが国の皆保険制度との矛盾も露わになってきました。今週水曜日の講演会で自治医科大学永井良三学長は「薬価差益がほとんどないバイオ医薬品は病院経営を圧迫している」、つまりこのままではやってられないと苦しい病院の台所を暴露したのです。本日はこれからバイオ目利き人材養成プログラムBIG8のキックオフがありますので、この衝撃的な情報を速報することで務めを果たさせていただきます。

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iPS細胞由来の心筋球により重症心不全克服に挑戦しているHeartseedがまた一歩前進しました。従来の開胸手術による心臓の外側からの心筋球移植治験の患者施術が完了、次いでカテーテルによる心臓の内側からの移植治験、「EMERALD試験」を開始したのです。今回は虚血性心疾患に加えて拡張型心筋症も治験の対象に拡大しました。世界で初めて試される、より低侵襲のカテーテル治療が重症心不全で苦しんでいる多数の患者を救う可能性が証明されつつあるのです。

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お元気ですか?

●Miyaman’s Venture Talk vol.16、2026年7月10日12時から13時On line
『宮田 満 氏と芦田 信 氏で、元祖バイオベンチャーの創業から現在、未来を縦横無尽に語り尽くす』50年間の労苦と成功の原因を皆さんと探ります。質問には全部お答えしますので、どうぞ下記リンクよりお申込み(無料)願います。
https://www.link-j.org/event/article-52539.html

抗肥満薬の開発競争はGLP-1受容体作動薬からもう一つのインクレチンであるGIP受容体に対する2重受容体作動薬など多様な摂食・代謝を制御するシグナル伝達系の狙い撃ちをするに至っています。最近では膵臓から分泌されるアミリン、グルカゴンなどのホルモンの受容体に作動する3重受容体作動薬まで開発されつつあります。何故、GLP-1作動薬だけで抗肥満薬開発競争は終わらないのか?その背景には抗肥満薬の副作用である筋肉量の減少による深刻なフレイル(虚弱状態)を解決する狙いがありました。

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●宮田 満のバイオ・アメイジング~緊急対談、2026年7月6日12時~
生体内を書き換える材料革命~時間差二段階反応ハイドロゲルの臨床展開
外科医療と遺伝子治療を架橋する材料技術が、革新的臨床応用を拓く!!
酒井 崇匡 氏(東京大学工学部教授 ジェリクル(株) Chief Scientific Officerを招き、ハイドロゲルのポテンシャルを議論します。皆さんのご質問にも全部答えます。下記より、リモート・セミナー(無料)にお申込み願います。
https://www.jba.or.jp/event/post_338/

●Miyaman’s Venture Talk vol.16、2026年7月10日12時から13時On line
『宮田 満 氏と芦田 信 氏で、元祖バイオベンチャーの創業から現在、未来を縦横無尽に語り尽くす』50年間の労苦と成功の原因を皆さんと探ります。質問には全部お答えしますので、どうぞ下記リンクよりお申込み(無料)願います。
https://www.link-j.org/event/article-52539.html

抗インテグリンβ6・ADC(抗体薬物複合体)、sigvotatug vedotinの局所進行・転移性の非扁平非小細胞肺がん患者に対するフェーズ3治験(SigVie-002試験)が、化学抗がん剤、ドタキセルの処方群と比べて有効性を示さなかったと、2026年6月22日に米Pfizer社が発表しました。ADC開発のリーダーと誇っていた同社に何が起こったのか?深堀りしました。

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