皆さん、お元気ですか?
2022年4月26日、我が国のデジタル・セラピューティクス(DTx、正式には治療用プログラム医療機器)のベンチャー企業、CureAppが厚生労働大臣から世界初の高血圧の治療用アプリ「CureApp HT高血圧補助治療アプリ」(CureApp HT)の製造販売承認を受けました。今朝、その記者会見があり、同社の佐竹晃太社長は薬効を強調したことに加えて、次の課題である保険収載をにらんで、医療経済的な評価や海外のDTxの値ごろ感を強調したのです。果たして、いったいいくらの診療報酬が付けば妥当なのか?保険点数次第で、最終的に狙っている軽度から中度の高血圧治療のファースト・ライン適応を確保でき、一生飲まなくてはならない高血圧の薬物療法から多くの患者が離脱できるかも知れません。企業の収益確保と市場拡大をにらんで、CureAppは大いに悩む必要があるのです。
*CureAppには、私のVC(ヘルスケア・イノベーション)が投資しています。依怙贔屓があるかもしれないので、ご注意してお読み願います。
** GWはメール配信を控えます。次のコラムは5月11日までお待ちください。

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皆さん、お元気ですか?
大谷翔平選手のホーム・スチールには恐れ入りました。彼はまさに超人です。
全米オープン・テニスは2回戦まで進みました。苦戦しましたが錦織選手はフルセットの末、勝利をつかみ取り、3回戦に進みました。次ぎの相手は、ジョコビッチ選手です。怪我のため、ランキングが50位以下になってしまった錦織選手の苦労は続きますが、ジョコビッチ選手を万一にも破ることがあれば、後は楽になります。何とか、希望をつないで欲しいと思います。サッカーのワールドカップ予選は触れるのも嫌になるほど。次回の日本代表の奮起を期待せざるを得ません。

この記事を書いている最中に菅総理が総裁選出馬を断念した記者会見を開きました。新型コロナ対策に集中するためという美しい理由でした。民主主義の良さが出た光景でした。人事を刷新することこそ、最良の新型コロナ対策であると得心しました。この騒動で自由民主党がベテラン支配の頸木から少しでも離れることができることを祈念しております。さて、今回のメールでは、本日午後2時半からデジタル・セラピューティクス(DTx)の我が国のパイオニアであるCureAppが発表したばかりの高血圧治療用DTxのフェーズ3治験(HERB-DH1試験)の結果を報道したいと思います。同社は我が国で高血圧治療用アプリとして製造承認申請を既に完了していました。順調にいけば、23年にも発売され、世界初の高血圧治療用アプリとなる見込みです。生活習慣病はその名のとおり、DTxによって生活習慣を改めることによって治療する時代となったのです。ブロック・バスターは生活習慣病薬という幻想を捨てなくてはなりません。(*:CureAppは私が運営しているヘルスケア・イノベーション1号ファンドで投資しております。ちょっと惚れ込み過ぎかも知れませんので、冷静にご評価願います)

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皆さん、お元気ですか?

現在、リーガ・エスパニョーラは国際試合ウィークに入り休場中です。バルセロナによって非常に良いニュースは、会長を含め経営陣が総退陣したことです。あまりに馬鹿げた経営によってチームはガタガタになってしまい、この立て直しにはまず経営陣の首のすげ替えが必要でした。前節、メッシ選手はスタメンから外れ、1:1で迎えた後半戦に投入された瞬間からチームの動きが変わったのには驚きました。オフサイドでハットトリックは逃しましたが、終わってみれば4:1で快勝。メッシ選手の神通力はまだ失せてはおりません。袂を分ちアトレチコ・マドリードに移籍したスアレス選手も得点を挙げ、得点王に近づきつつあります。今やアトレチコのファンを自称していた私の心も揺れ始めました。まったく節操を欠いております。

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昨日、すでに新Mmのスクープメール(新Mmの憂鬱のお知らせメールに登録した方に、随時発信、無料)でお知らせしたとおり、我が国の医療に新しい時代が開幕しました。6年前に我が国で創設されたベンチャー企業CureAppが、治療用アプリを2020年12月1日から保険収載を受けて発売すること決めたためです。米国に10年遅れましたが、我が国でも治療手段として治療用アプリを含むデジタル・セラピューティックス(DTx)の実用化が始まりました。抗体医薬や遺伝子治療など革新的な治療モダリティ―に新たな仲間が加わったのです。行動変容が効果がある生活習慣病、精神神経疾患、そしてなんと癌治療など幅広い治療薬開発にアプリも検討しなくてはならない時代となったのです。製薬企業のデジタル・コンバージョンは経費削減にまだ集中していますが、新たなモダリティとしてのDTxのためのソフトウェア・エンジニアが、メディシナル・ケミストリーの研究者同様必要となってきたのです。抗体医薬でも起こったように、DTxのベンチャー企業買収の嵐も近づいてきました。

申し訳ありませんが、予告したAducanumabは来週議論させていただきます。

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