新Mmの憂鬱、待ち望まれた新型コロナ国産mRNAワクチン、DS-5670現る

皆さん、お元気ですか?
ウィンブルドンが始まりました。しかし、Londonも雨模様で、濡れた芝はスリッピィです。昨夜行われた試合で、2セット選手して芝の王者、フェデラー選手を追い詰めたフランスのアドリアン・マナリノ選手も、芝のコートで足を取られ、あえなくリタイアする羽目に陥りました。「彼が勝つ可能性もあった。僕は幸運だった」とフェデラー選手が試合後のインタビューで率直に答えていました。あれほど転ばないジョコビッチ選手も初戦でころころ転んでおりました。今年の芝の調子は今後の勝ち上がりに微妙な影響を与えるでしょう。実はEdinburghの芝コートでテニスした経験があります。まったく球は弾まないし、滑るし厄介なコートでした。芝コートを愛する英国人の気が知れません。

今週の火曜日までオンラインで開催されていた日本核酸医薬学会第6回年会で、第一三共が2021年3月からフェーズ1/2治験に入った新型コロナの国産mRNAワクチン、DS-5670の詳細がとうとう発表されました。その内容を速報でお知らせいたします。米Pfizer社・独BioNTech社と米Moderna社のmRNAワクチンよりひょっとしたら優れているかも知れないという内容でした。国産バイオ技術も捨てたもんじゃありません。

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