新Mmの憂鬱、CAR-T細胞の元祖C.June教授が2型ヘルパーCAR-T細胞の重要性強調、他家CAR-T細胞を懐疑
お元気ですか?
●宮田満のバイオ・アメージング 2025年8月4日15時から16時
「XY染色体が消えていく!?エイジングの真実を可視化する新バイオマーカーの正体」びっくりですが、病的ではなく正常の老化に応じて性染色体が血液細胞から失われることが分かってきました。まず妊活に貢献する可能性が浮かび上がってきました。是非、下記より無料ZOOMセミナーにご登録願います。
https://www.jba.or.jp/event/miyata250804/
●宮田満一押しLINK-Jセミナー 2025年8月29日 RNA標的低分子化合物開発
第15回次世代モダリティセミナー
大阪大学 産業科学研究所 核酸標的低分子創薬研究分野 特任教授 中谷 和彦 氏、株式会社Veritas In Silico 代表取締役社長 中村 慎吾 氏、中外製薬株式会社 メディカルアフェアーズ本部 スペシャリティメディカルサイエンス部 川田 洋充 氏、国立研究開発法人 日本医療研究開発機構(AMED)創薬事業部長日下部 哲也 氏が登場、RNA標的創薬の可能性を議論します。
https://www.link-j.org/event/article-47323.html
2025年7月25日、名古屋市で開催した日本がん免疫学会のKeynote Lectureに招かれた米国Pennsylvania大学のCarl June教授は、冒頭、38年前の藤田医科大学黒沢良和名誉教授の論文を引用し、CAR-Tの起源は日本にあることを示しましたなんとこの論文では抗体のV領域とT細胞受容体の細胞内ドメインを結合したキメラ分子が記述されていたのです。同教授の講演には第二の驚きもありました。CAR-T細胞実用化のエンジンである同教授が2万例の血液腫瘍患者の症例から、持続的な治療効果の鍵を握るものとして協調したのが、何と2型ヘルパ-CAR-T細胞だったのです。上市されている自家CAR-T細胞製剤はCAR遺伝子が導入されたキラーT細胞だけでなく、ヘルパーT細胞も混ざった併用細胞製剤です。VCや製薬企業ではiPS細胞由来の他家CAR-T細胞に投資が偏っていますが、現実はそんな甘いものじゃなかったのです。
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