皆さん、お元気ですか?

●Miyaman’s Recommendation in LINK-Jイベント
今月からLINK-Jが開催する無数のイベントの中から独断で皆さんにお勧めするものをご紹介いたします。是非、アクセスをご検討下さい。
★★どこまで正直な意見を引き出せるか?モデレーターの腕次第ですが、演者は現在の再生医療実用化を進めてます。本音が聞こえるセッションとなると期待しています。
2023.05.19 (金)日蘭シンポジウム-再生医療-An invitation to create a healthy society, together.プログラム パート2
https://www.link-j.org/event/post-5891.html

もっと簡単にまとめられるかと思っていましたが、調べ始めると止まりません。ChatGPTなども駆使しながら、昨年から本格的に実用化が始まったT細胞エンゲ―ジャーの治験を調べていたら、なんと26種の医薬品が治験入りしていました。多分、これでも漏れがあるはずです。類似した薬効のCAR-T細胞の実用化にばかり注目しているうちに、水面下ではより単純な分子構造の低分子抗体や2抗原特異抗体を活用したT細胞エンゲ―ジャーの爆発的治験が始まっていました。

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皆さん、お元気ですか?
400人超がお申込み!4月7日12時から、Miyaman’s Venture Talk 第5弾を開催します。サスメドの上野社長をお招きして、デジタルセラピューティックスとブロック・チェーンによる治験の革新について、討議いたします。視聴無料LIVE。必見です。どうぞ下記からお申込み願います。
https://www.link-j.org/event/post-5835.html

さて、抗体医薬の生みの親であるGreg Winter卿の逆襲が始まりました。2018年にノーベル賞を受賞した同卿は、組換え抗体特許で膨大な利益を国家機関である英国医学研究評議会(MRC)にもたらし、一代貴族に列しました(ビートルズと同じです)。そのWinger卿は2つのベンチャー企業を創設しています。まずは英Cambridge Antibody Technology(CAT)社を創設、同社が創製した世界初の完全ヒト抗体、「ヒュミラ」(アダリムマブ)は2008年に米国で発売、2021年に320億ドル以上の売り上げる世界最大の医薬品まで育ちました。そして、2009年に2番目のベンチャーとして創設したのが英国Bicycle Therapeutics社です。White卿は究極の抗体とも呼ぶべき完全化学合成抗体の創成を目指していました。2023年3月28日、Bicycle社はスイスNovartis社と成功すれば総額17億ドル+売り上げロイヤリティの大型契約を結んだのです。Bicycle社の完全化学合成抗体の分子量は1500から2000であり、これはまさに中分子薬そのものです。中外製薬とペプチドリームの独壇場かと思われていた中分子薬開発に、Winter卿の逆襲が始まったのです。

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皆さん、お元気ですか?
実は本日、爪を嚙みながら吉報を待ちました。午後3時過ぎ、吉報届かず。駄目だったのかとため息。しかし、念のために午後3時半過ぎに東京証券取引所のホームページをチェックして見たら、何と吉報がそこにあるではありませんか!!ノイルイミューン・バイオテックの上場が承認されたのです。昨年がらぴしゃっと上場のウィンドウを閉めてしまった東京証券取引所です。昨年上場した2.5社のバイオベンチャーはいずれも黒字上場でした。大胆に未来に投資して創造的な研究開発に邁進する堂々たる赤字ベンチャーには上場のチャンスはありませんでした。米国の政策金利の急上昇に腰を抜かした証券会社や市場が、まるで製造業や小売業の評価をあてはめ、着実に黒字を増やす地味な企業ばかりに上場の機会を提供したためです。2022年12月期の第3四半期までには、中外製薬に対する技術導出の対価(約6億円)などで約3500万円の黒字を捻り出しましたが、21年12月期は約8億円の赤字、20年12月期も6億円の赤字です。今後自社開発品の治験が進むにつれて、赤字は膨らむ見込みです。この堂々たる赤字は、ノイルイミュ―ンは今の黒字より未来に投資しているためです。こう言っちゃあノイルイミューンに叱られるかも知れませんが、彼らの卓越した技術力が、15か月間堂々たる赤字バイオベンチャーに閉ざされていた市場の扉を開いたのです。心からおめでとうございます。
●COI:ノイルイミューンには私のベンチャーキャピタルが投資しています。そのため、依怙贔屓があるやもしれませんので、ご注意願います。

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皆さん、お元気ですか?

もうお申込みいただきましたか?もうすぐ300人突破です。2月6日午後4時から午後5時、「宮田満のバイオアメージング、老化ワクチン成功か?」(無料リモートLIVE)のお知らせです。今回は順天堂大学大学院医学研究科循環器内科学の南野徹教授をお招きして、血管の老化細胞を標的とした老化ワクチン開発の最先端のお話を伺います。皆さんからのご質問もLIVEでお答えします。以下のリンクからお申込みをお急ぎ願います。
https://www.jba.or.jp/event/post_65/

ビッグ・ファーマの2022年事業報告の季節がやってきました。この時に、ビッグ・ファーマは大胆にパイプラインを取捨選択するのです。バイオベンチャーのCEO(最高経営責任者)の一番胃が痛い時期でもあります。我が国のベンチャーでも、大手製薬企業の戦略転換で契約を突然切られて、ずいぶん痛い目に合わされてきました。特に、CEOの交代期が危ない。役員などの総取り換えも同時に行われるため、旧経営陣のパイプラインの整理を大胆に進められるためです。今年3月15日にスイスRoche社のCEOに、Roche Diagnostic社のThomas Schinecker社長が就任します。丁度、昨日、同社は2022年の事業報告を行ったところです。パイプラインにどんな斧を振るったのか?

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皆さん、お元気ですか?
昨日のMiyaman’s Venture Talkに多数の読者が参加いただき、大変ありがとうございました。オンコリスの浦田社長、不屈の精神と失敗から大胆に学ぶ姿勢に感銘を受けました。ジェット・コースター・カンパニーを綽名を付けましたが、浦田さんの会社なら必ず底を打って、復活し無事、成功に辿り着くという意味に、今回のお話を受け転じました。“オンコリス不死鳥伝説”はどうやら本物です。フェーズ2の患者登録が終わったので、放射線療法の併用薬としてのテロメライシン(次世代腫瘍溶解ウイルス)の製造承認申請を、2024年に成功することを祈っています。皆さんも是非、注目願います。

さて、老化のメカニズムには今年注目していただきたいと思います。宮田満のバイオ・アメージングでは老化研究の先端をご紹介していきます。
●2023年1月26日午後3時から午後4時、宮田満のバイオ・アメージング
今年も老化のメカニズムとアンチ・エージングの研究を追求します。
「老化T細胞が自己免疫病や 慢性炎症疾患を引き起こすメカニズムの解明 ―老化関連疾患を抑制せよ!」服部 雅一 氏(京都大学医学研究科 がん組織応答共同研究講座 特定教授)をお招きして、加齢に伴い増加・蓄積する「老化関連T細胞(SA-T細胞)」が慢性炎症や自己抗体の産生を引き起こすメカニズムを解明。人為的に阻害して免疫老化や自己免疫疾患を抑制できる可能性を議論します。下記より詳細にアクセスの上、お申込み願います。
https://www.jba.or.jp/event/post_56/

2023年も新しいモダリティや治療概念が発展する年となりそうです。コンセプト・チェンジに対応しないと、あっと言う間に取り残されるリスクがあります。今回はその予兆の続きを皆さんと共有いたします。新年の始めに、昨年末から膨大な資料をぐつぐつ煮詰めて、今年皆さんが注目すべき25のバイオの新潮流をまとめました。本日はその25の中から、以下の4つの注目すべき、バイオ新潮流を紹介いたします。
●中分子医薬の萌芽
●mRNAワクチンで存亡の危機に瀕する我が国のワクチン・メーカー
●放射性同位元素標識バインダーの実用化

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皆さん、お元気ですか?
まず、リモートLIVE(無料)をご紹介します。ご登録をお急ぎ願います。
●2023年1月26日午後3時から午後4時、宮田満のバイオ・アメージング
今年も老化のメカニズムとアンチ・エージングの研究を追求します。
「老化T細胞が自己免疫病や 慢性炎症疾患を引き起こすメカニズムの解明 ―老化関連疾患を抑制せよ!」服部 雅一 氏(京都大学医学研究科 がん組織応答共同研究講座 特定教授)をお招きして、加齢に伴い増加・蓄積する「老化関連T細胞(SA-T細胞)」が慢性炎症や自己抗体の産生を引き起こすメカニズムを解明。人為的に阻害して免疫老化や自己免疫疾患を抑制できる可能性を議論します。下記より詳細にアクセスの上、お申込み願います。
https://www.jba.or.jp/event/post_56/
●700人超のお申込みいただきました。2023年1月19日午前12時から3時、第4回のMiyaman’s Venture Talk(無料LIVE)オンコリスの浦田社長。まだご参加受け付けます。
https://evententry.link-j.org/public/seminar/view/2806

2023年も新しいモダリティや治療概念が発展する年となりそうです。コンセプト・チェンジに対応しないと、あっと言う間に取り残されるリスクがあります。今回はその予兆を皆さんと共有いたします。新年の始めに、昨年末から膨大な資料をぐつぐつ煮詰めて、今年皆さんが注目すべき25のバイオの新潮流をまとめました。本日はその25の中から、以下の4つの注目すべき、バイオ新潮流を紹介いたします。
●ポスト抗がん剤の有力候補、自己免疫疾患に多様な抗体医薬
●次世代CAR-T細胞の蠢動
●脱インスリンから抗肥満薬へ雪崩を打って参入
●予防薬の実用化始まる(遺伝子治療、抗体医薬)

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皆さん、お元気ですか?
まず、二つのリモートLIVE(無料)をご紹介します。ご登録をお急ぎ願います。
1)2023年1月19日午前12時から3時、第4回のMiyaman’s Venture Talk(無料LIVE)の開催が決定しました。今回はオンコリスの浦田社長をお招きして、ジェットコースターのようなバイオ・ベンチャー経営の醍醐味を伺います。皆さんからのご質問を大歓迎です。以下よりお申込みをお急ぎ願います是非、下記よりご登録をお急ぎ願います。
https://evententry.link-j.org/public/seminar/view/2806
2)2023年1月26日午後3時から午後4時、宮田満のバイオ・アメージング
今年も老化のメカニズムとアンチ・エージングの研究を追求します。
「老化T細胞が自己免疫病や 慢性炎症疾患を引き起こすメカニズムの解明 ―老化関連疾患を抑制せよ!」
服部 雅一 氏(京都大学医学研究科 がん組織応答共同研究講座 特定教授)をお招きして、加齢に伴い増加・蓄積する「老化関連T細胞(SA-T細胞)」が慢性炎症や自己抗体の産生を引き起こすメカニズムを解明。人為的に阻害して免疫老化や自己免疫疾患を抑制できる可能性を議論します。下記より詳細にアクセスの上、お申込み願います。
https://www.jba.or.jp/event/post_56/

2023年も抗体医薬/抗体誘導体がバイオ医薬開発の主流であることは変わりません。その中で新しい動きが出てきたのです。新年の始めに、昨年末から膨大な資料をぐつぐつ煮詰めて、今年皆さんが注目すべき25のバイオの新潮流をまとめました。本日はその25の中から、以下の3つの注目すべき、バイオ新潮流を紹介いたします。
●レカネマブの栄光と蹉跌、ポスト抗Aβ抗体を探る動き
●順調に成長するADC
●次世代免疫チェックポイント創薬で勝敗が分かれる

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皆さん、お元気ですか?
まずは、今年も力を入れていきます、二つのリモートLIVEの宣伝です。無料でリモート視聴できます。ご登録をお急ぎ願います。
1)2023年1月19日午前12時から3時、第4回のMiyaman’s Venture Talk(無料LIVE)の開催が決定しました。今回はオンコリスの浦田社長をお招きして、ジェットコースターのようなバイオ・ベンチャー経営の醍醐味を伺います。皆さんからのご質問を大歓迎です。以下よりお申込みをお急ぎ願います是非、下記よりご登録をお急ぎ願います。
https://evententry.link-j.org/public/seminar/view/2806
2)2023年1月26日午後3時から午後4時、宮田満のバイオ・アメージング
今年も老化のメカニズムとアンチ・エージングの研究を追求します。
「老化T細胞が自己免疫病や 慢性炎症疾患を引き起こすメカニズムの解明 ―老化関連疾患を抑制せよ!」
服部 雅一 氏(京都大学医学研究科 がん組織応答共同研究講座 特定教授)をお招きして、加齢に伴い増加・蓄積する「老化関連T細胞(SA-T細胞)」が慢性炎症や自己抗体の産生を引き起こすメカニズムを解明。人為的に阻害して免疫老化や自己免疫疾患を抑制できる可能性を議論します。下記より詳細にアクセスの上、お申込み願います。
https://www.jba.or.jp/event/post_56/

新年の始めに、昨年末から膨大な資料をぐつぐつ煮詰めて、今年皆さんが注目すべき25のバイオの新潮流をまとめました。本日はその25の中から、以下の3つの注目すべき、バイオ新潮流を紹介いたします。今年も抗体医薬がまちがいなくバイオ医薬の本流として発展するでしょう。
●遺伝子治療実用化に第三の波来る
●2抗原特異抗体が抗体医薬市場を牽引
●T細胞エンゲ―ジャー vs CAR-T細胞

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皆さん、お元気ですか?
もうお正月を議論する時になりました。年明けのバイオ・アメージング(無料LIVE YOUTUBE)第一弾を1月26日木曜日15時から16時に開催いたします。今回のテーマは免疫系の老化と自己免疫疾患の謎。服部 雅一 氏(京都大学医学研究科 がん組織応答共同研究講座 特定教授)をお招きして、皆さんと最先端の研究に迫ります。この現象はCAR-T細胞の疲弊や他の免疫系疾患に共通するのか?興味津々です。是非、下記よりご登録をお急ぎ願います。
https://www.jba.or.jp/event/post_56/

2022年12月16日に開催された中外製薬R&D説明会から今回も注目すべきイノベーションの第二弾をお伝えします。独自に創製したGLP-1受容体作動薬、OWL833(orforglipron)です。抗肥満薬として現在、世界で競争が泡立っているGLP-1受容体作動薬の先頭を切っている医薬品です。実は、そーせいもGLP-1受容体作動薬を開発しており、米Pfizer社の四半期決算説明会で取り上げられたため大きな注目を浴びている分野です。インスリンの製造メーカーであるデンマークNovoNordisk社、米Eli Lilly社、Pfizer社が三つ巴で開発競争を繰り広げています。当面は組換えペプチドで実用化が進みますが、決戦は経口GLP-1受容体作動薬です。「Pfizer社より僕たちの方が先を言っている」と中外製薬の研究担当役員はぼっそっとつぶやきました。その自信の根拠が今回示されたのです。

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皆さん、お元気ですか?
まずは、2022年12月14日号の訂正です。東北メディカルバンクは2種ではなく、3種の遺伝情報をコホートスタディの参加者に回付していました。私が記述しそびれたのは、遺伝性腫瘍のリスク遺伝情報でした。謹んで追加させていただきます。

本日は1時間前に終わった中外製薬R&D説明会から速報いたします。抗体医薬というとその高い抗原特異性が注目されていますが、実は私達とウサギなど動物の体内ではマルチ抗原に対して親和性を持つマルチ抗原特異性を持つ抗体も生産されているのです。医薬品開発のプロセスでは捨ててきた抗体群です。中外製薬はそれを逆手に取り、同社の2抗原特異抗体の開発技術と組み合わせ、25種類もグルテンのアレルゲン・ペプチドに特異性を示す抗体を創り上げました。欧米人の1%が悩む、セリアック病の治療薬となる可能性があります。また、中外はブロック・バスター候補を生み出したのです。

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