皆さん、お元気ですか?

折角早起きしたのに、16番ホールでバーディが取れなかったので、もう一度寝直した読者も多いのではないでしょうか?渋野日向子選手、全米女子オープンは結局、4位でホールアウトしました。まったくの接戦でしたが、初日、2日目に比べ、一昨日と本日は緊張のためか、バーディが取れない残念な結果となりました。「大会の3日目と4日目(雨で1日順延)が、今の私の実力」(渋野選手)。本人、よく分かっています。しかし、少なくとも全米オープンで堂々と首位争いができるまで成長したことは間違いありません。来年の飛躍に大いに期待できるのではないでしょうか?これからもあの豪快な笑いからは眼が離せません。

今年の7月からヘルスケアイノベーションというベンチャー・キャピタルを立ち上げ、投資を開始しております。7割はpreIPOベンチャーそして残りの3割以下を世の中を変えてしまうシーズ・ベンチャーに投資をします。後者の方は本当に天才的な研究者やアイデアが必要です。現在、天才を探しています。自薦他薦問わないので、どうぞご連絡を願います。こうした取材の中から、我が国及び米国、そして多分欧州のバイオやライフサイエンスの基礎研究に深刻なダメージを新型コロナウイルスが与えていることを痛感しました。生命科学の研究への3つのボディブローで研究が渋滞していたのです。1-2年間は回復に必要であり、イノベーションの停滞を招きかねません。一時中止が決まったGo to travelよりもGo to Researchです。長期的に見れば我が国の成長力に与える影響は大きいと心配しています。

ここからは申し訳ありませんが有料で全文をお楽しみ願います。

会員登録はこちらから

皆さん、お元気ですか?

バルセロナが本当に冴えません。サッカー界の二大カリスマ、クリスチャン・ロナウド選手とメッシュ選手の対決となった2020年12月8日の欧州チャンピョンズリーグ・グループG最終節は、3:0でロナウド選手の所属するイタリア・セリエAのユベントスがバルセロナに快勝しました。一体理由はなんなのか?メッシ選手も7本の枠内シュートを放っておりましたが、まだチームの連携が不足しており、メッシ選手の力を出し切れていません。スアレス選手を放出した監督の浅慮に涙するばかりです。今週末はそのスアレス選手が移籍したアトレチコ・マドリードとレアル・マドリードのダービー開催されます。アトレチコがレアルを打倒するのを一刻も早く見たいと願っています。

AIやICT技術とブロック・チェーン技術で医療に革新を起こそうと設立されたベンチャー企業、SUSMEDがやりました。今まで人手に頼り膨大なコストと時間を投入してきた治験の症例報告の現場での確認と収集(データモニタリング)を、同社がスマホによる現場での入力と独自のブロック・チェーン・システムを活用したデータ収集・信頼保証システムで代替できることを、厚労省と経産省が2020年12月7日に正式に認めたのです。現在、新型コロナウイルスの流行で、外部関係者の立ち入りを嫌う医療機関が増えたため、医薬品開発業務受託開発機関(CRO)がデータモニタリングできず、治験や臨床研究が停滞しています。これをSUSMEDのシステムなら打破できる可能性があります。しかも、コストも時間も削減できます。新薬開発の悩みの種であった治験コストの高騰を抑え、新薬開発を持続可能(Sustainable)にする可能性も秘めています。今、SUSMEDに注目すべきなのです。

ここからは申し訳ありませんが有料で全文をお楽しみ願います。

会員登録はこちらから

皆さん、お元気ですか?
バルセロナが冴えません。リーガエスパニョーラ第11節で下位リーグから昇格したカディスに1:2で敗れました。しかもその負け方が情けない。ゴールキーパーのテア・シュテーゲンが、突進してきたカディスのフォワード、アルバロ・ネグレド選手の迫力に圧倒され、クリアしたボールをネグレド選手に当て、そのままゴールされてしまったのです。チャンピョンズ・リーグでも、キーパーのミスでゲームを失っています。最後の壁であるキーパーのミスは、チーム全体の士気を阻喪させるものです。上手くいっていないチームはますます落ち込んでしまいます。一方、アトレチコ・マドリードは、新型コロナから復帰したスアレス選手はチームにまだフィットできませんでしたが、後半メンバーを入れ替えたら、まるでチームが生き生きと爆発、バリャドリードに2:0で完勝、首位に躍り出ました。他のチームより2試合消化していない段階での首位です。理論的には最大勝ち点6点差をつけたことになります。このまま突っ走りそうな予感がいたします。

本日(2020年12月8日)から英国では「史上最大のワクチン接種計画」が始まりました。米Pfizer社が独BioNTech社から導入したmRNAワクチン、BNT162b2の緊急使用が始まりました。今月中に米国(12月15日接種という未確認情報も)、欧州、そして我が国でも来年春までには緊急使用が認められる見込みです。一方、ロシアではアデノウイルス・ベクター・ワクチン「Sputnik V」の大規模接種が11月5日からロシアで始まりました。また、もう一つのmRNAワクチンである米Moderna社のmRNA-1273も米国では12月22日から接種開始(未確認情報)という噂も流れています。中国では2020年7月から中国Sinopharma社の不活化ワクチンが緊急使用されています。バタバタと使用認可が認められた新型コロナ・ワクチンですが、読者の皆さんはすぐに接種したいとお思いでしょうか?我が国の医療関係者には結構後ろ向きの意見も多いのです。我が国政府はPfizer社が国内で展開中の160人の治験データと海外のP3データにより安全性と有効性を確認した上で、特例承認に踏み切る見込みです。ただ実際の接種は国民の選択に委ねるという無責任な態度を取り、重症化するリスクの高い老人にまず接種するという甘い言葉を政府は弄しておりますが、それは本当なのか?今回のコラムで検証いたします。

ここからは申し訳ありませんが有料で全文をお楽しみ願います。

会員登録はこちらから

皆さん、お元気ですか?

リーガエスパニョーラ第10節、時代が変わる結果となりました。バルセロナVSアトレチコ・マドリードの一戦は、0:1でアトレチコの勝利です。シメオネ監督はリーグ戦でバルセロナに初めて勝利しました。試合後の記者会見では選手全員の名前と貢献を早口で機関銃のように称えました。本当は5バックという仰天戦術を取ったシメオネ監督の戦略の勝利でしたが、ボール支配率もほぼ互角、バルセロナ陣内に攻め込む時間が長く、これはもう圧勝といってよいでしょう。しかも、代表戦で新型コロナウイルスに感染した不動のフォワード、スアレス選手を欠いたチームで、バルセロナを一蹴したのです。アトレチコは試合数が2試合不足してなお、暫定2位に、実質上の首位に躍り出たのです。もう心はバルサからアトレチコに移りつつある自分が怖い状況です。

皆さん、会員登録はお早めに!

11月までに有料登録した方に限定して、1か月無料購読をもれなくサービスいたします。これはお知らせメールに事前登録いただいた皆さんに限定の特典です。現在、会員登録した35人の方が、まだクレジットカードの登録をいただいていないため、全文を読むことができません。お手数ですが会員登録後、記事全文を読むリンクをクリック願います。また、該当すると思われる読者は是非下記の良くある質問をお読み願います。新Mmの憂鬱サイトにもQ&Aを掲載しました。「日経IDや日経BPのパスワードで読めない?」など迷子になっている皆さん、どうぞ下記より会員登録いただき、最新コラムをご堪能願います。

◎関連サイト
会員申し込み
Q&A(よくあるご質問)

2020年11月6日から7日、パシフィコ横浜で国内外の感染症の専門家や政府やNGO関係者を終結して開催された第6回日経FT感染症会議で一番びっくりしたのが、我が国のPCR検査は量的に不十分であったばかりか、実は同じ咽頭ウグイ液を使用しても、試薬や検査法によって7500倍以上ものPCR検査値の差が生じていることでした。医療機関や検査ラボのPCR検査の標準や品質管理も我が国では行われておらず、一体、PCR検査の値を信じでよいかわからないカオス状態にあります。この信頼できないデータで一喜一憂しているうちに、流行第三波に突入しつつあるのです。背筋がヒヤリとする累卵状況です。

◎関連記事
日経FT感染症会議現場報告、新型コロナ第三波を我が国は乗り越えられるのか?
痴ほう薬バブル崩壊の裏にFDA不信
新しい時代が到来、我が国初の治療用アプリ保険収載

ここからは申し訳ありませんが有料で全文をお楽しみ願います。

会員登録はこちらから

皆さん、お元気ですか?

嫌な予感が的中しました。前回のメールでも指摘しましたが、サッカー日本代表の決定力不足は深刻な慢性疾患となりました。伝説のストライカー釜本邦茂選手引退以来、決定力不足に悩まされています。釜本選手は1944年生まれですから、現在76歳。33歳で日本を代表した1977年から我が国のサッカー日本代表は国際的に通用するフォワードを欠き、60年間以上も苦闘を味わってきたのです。でも、何故、60年という歳月を生かせなかったのか? 日本サッカー協会の育成方針などガバナンスの質が問われると思います。今回のメールでも紹介しますが、これは日本政府や日本社会のガバナンス欠如にも通じます。なんとも困ったことに、問題の根っこは同じだったのです。私達自身の考え方を根本的に変える必要があるのです。

皆さん、会員登録はお早めに!
11月までに有料登録した方に限定して、1か月無料購読をもれなくサービスいたします。これはお知らせメールに事前登録いただいた皆さんに限定の特典です。現在、会員登録した35人の方が、まだクレジットカードの登録をいただいていないため、全文を読むことができません。お手数ですが会員登録後、記事全文を読むリンクをクリック願います。また、該当すると思われる読者は是非下記の良くある質問をお読み願います。新Mmの憂鬱サイトにもQ&Aを掲載しました。「日経IDや日経BPのパスワードで読めない?」など迷子になっている皆さん、どうぞ下記より会員登録いただき、最新コラムをご堪能願います。

◎関連サイト
会員申し込み
Q&A(よくあるご質問)

我が国発の治療用アプリ保険収載と期待のアルツハイマー病治療薬Aducanumabの製造販売承認勧奨否決のニュースが飛び込んで来たため、報告が遅れましたが、今回は11月6日から7日、パシフィコ横浜で開催された第7回日経FT感染症会議の現場報告です。昨日、我が国では感染者数が2000人を突破、新型コロナ流行第3波を迎え、患者が急増しています。非常に緊張した状況です。今回の会議では、11月上旬までの我が国の新型コロナ対策の総括を行いました。会議の議長を務めた尾身茂独立行政法人地域医療機能推進機構理事長は、政府の新型インフルエンザ等対策閣僚会議新型インフルエンザ等対策有識者会議会長兼新型コロナウイルス感染症対策分科会長でもあり、当日はまさに前線で我が国の新型コロナ制圧を担っている専門家が集結しました。そこで合意された対策の問題を皆さんにお伝えします。私達はこの間違いを再び犯さぬよう、あらゆる手を尽くさなくては、大きな犠牲を払うことになります。

◎関連記事
新Mmの憂鬱、痴ほう薬バブル崩壊の裏にFDA不信
新しい時代が到来、我が国初の治療用アプリ保険収載

ここからは申し訳ありませんが有料で全文をお楽しみ願います。

会員登録はこちらから