皆さん、お元気ですか?
全仏オープン、私の贔屓であるポーランドのシフィオンテック選手が準々決勝で敗退、女子の準決勝は今まで名前を聞いたこともない選手が豪打で打ち合っています。まったく誰が優勝するか予測不能です。これに対して、男子の準決勝はナダル選手VSジョコビッチ選手とズべレフ選手VSチチパス選手です。多分、大会関係者の配慮でしょうが、決勝は間違いなくベテランVS次世代のし烈な戦いになります。私の予想は、困ったことにナダル選手の優勝です。またか、というため息も聞こえますが、ナダル選手は今年も確実に進化しております。ご注目願います。

前回のメールで、20年振りのアルツハイマー病新薬「ADHELM」(aducanumab)誕生とブロック・バスターまでの茨の道を示しました。今回はaducanumab誕生を可能にしたヒトのB細胞の選抜による完全ヒト抗体の開発技術が何故、げっ歯類やウサギにアミロイド(A)β抗原を免疫して創製した抗Aβ抗体を凌駕したのか?考察します。なんと我々の身体の中に新薬の金鉱脈が隠されていました。

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皆さん、お元気ですか?
全仏オープン、錦織選手はズブレフ選手にいいところまで競ったのですが、スコア的には3:0でストレート負けです。怪我からの復帰戦で5セットマッチ2回は体力的にも負担が大きかったのかも知れません、良いコースの球が、ほんの少しだけアウトという展開が目立ちました。疲労で球の抑えが効かなかったと推察しています。次ぎのグランドスラムまでにはフィットネスとファースト・サーブを改善する課題が見えて来ました。それにしてもフェデラー選手は棄権しましたが、残るナダル選手とジョコビッチ選手の強さは目立ちます。4回戦はいずれも10代の新鋭ですが、そろいもそろって若者が試合中に故障、リタイアする結果となりました。このビッグ2の体力とコンディショニングは怪物的と表現すべきでしょう。

まさかとは思っておりましたが、米国食品医薬品局(FDA)が2021年6月7日に米Biogen社とエーザイが開発していた抗アミロイドβ(Aβ)抗体、「ADUHELM」(aducanumab)を迅速承認しました。我が国では20年ぶりのアルツハイマー病の新薬誕生にマスメディアが沸いておりますが、この画期的新薬がブロック・バスターになるまでの道のりには3つの険しい断崖を越えなくてはなりません。

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錦織選手が全仏オープンの三回戦に進みました。しかし、一回戦から連続してフルセットの果ての勝利です。観ている方も眠気と戦う必要がありました。いい加減にすっきりストレートで勝たないと、身体と体力面のリスクが増加します。試合後の記者会見で「テニスは面倒くさい競技だ」と本音を漏らした錦織選手ですが、手術後の回復には試合を重ね、試合勘と体力を戻すことが肝心です。このグランドスラムの試練を耐えて、全盛期に少しでも近づいていただきたいと願っています。しかし、第五セット目の勝率は他の選手を圧倒しており、錦織選手の粘り強さには本当に心から敬服しています。これにハード・ウエアが追い付いたら最強の選手になるかもしれません。もっともそれに許された時間がわずかしかないのが残念です。

昨日は新型コロナのワクチン接種の予約を取るためにてんてこ舞いで、本日メール送信となりました。何とか8月にはいよいよ出張にも安心して行けるようになれると喜んでおります。リモート会議は全世界の人々とインタビュー可能で誠に便利ですが、ジャーナリストは現場を踏むことを忘れては御終いです。

2021年5月28日に菅内閣官邸の健康・医療戦略推進本部の第5回再生・細胞医療・遺伝子治療開発協議会が開催されました。そこで協議会の議論の中間まとめ(というほぼ最終案)が提示されました。中間まとめはいつも通り、利益代表の意見を取りまとめたもので、今後じっくり読んで解説する価値があるかどうか判断しますが、その会議に提出された科学技術振興機構研究開発センター(JST-CRDS)の資料が秀逸で、今回はこれを紹介したいと思っています。現在の再生医療と遺伝子治療の全貌をほぼ把握できる資料となっています。本来ならば、この現状を咀嚼して10年から20年後の世界の研究開発を見通し、そこからバック・キャスティングして戦略を立てなくてはなりません。JST-CRDSの資料は明確に、in vivo(体内)とex-vivo(体外)の遺伝子治療でブロック・バスター(売り上げ1000億円超)の医薬品が誕生したことを示していました。遺伝子治療を素直に、核酸医薬に続くポスト抗体医薬のモダリティとして認めねばならぬのです。我が国の製薬企業は準備ができているでしょうか?我が国に遺伝子治療のベンチャーは育っているでしょうか?

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皆さん、お元気ですか?
大坂なおみ選手が全仏オープン二回戦を棄権しました。試合後の記者会見拒否を声明したことに対して、選手や大会関係者からの反発を受け、1回戦勝利の後の会見拒否に罰金が科せられました。その結果、適応障害であることを公表、棄権せざるを得なくなってしまいました。ある種の悲劇です。何故、適応障害に苦しみ、記者会見には耐えられないことを事前に大会主催者に相談して、もう少し善処ができなかったのでしょうか?周りのスタッフも汗を書く必要がありました。レッド・クレーを苦手としていた大坂選手にとって、全仏オープンは大きなプレッシャーだったのかも知れません。いずれにしろ世界最高の才能をこのまま失うことは大坂選手だけでなく、皆さんの不幸でもあります。WTA(女子テニス協会)は支援スタッフを提供することを約束しました。ただの我儘ではなく、病気であるならば、立ち直ることができると祈っています。

昨日、我が国のワクチン開発・生産体制強化戦略が閣議決定されました。新型コロナワクチンの国産化が未だ行われていないことに対する国民の批判に応えようという姿勢は評価すべきでしょうが、この戦略には3つの大きな欠陥がありました。あくまでも省庁の部分最適化に拘泥し、全体最適を行う仕組みが見えない我が国の官僚制度の病にメスを入れることができていません。このままでは、2009年に豚インフルエンザH1N1のパンデミック対策に対する反省と次の戦略を記した政府文書と同じように、まったく機能も知識や危機感の継承もできない、その場限りの戦略に堕する危険性があると思っています。有事行政の在り方まで突っ込んで対策を打ち出すことができない、今の議員内閣に期待はできないのでしょうか?ため息ばかりです。

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2021年5月30日から全仏オープン・テニスが始まります。レッド・クレイの絶対王者であるナダルの牙城は今年も崩れないのか?それともチチパス選手か、ズブレフ選手がそれを打ち破るか?大注目しています。女子では大坂選手の奮闘を期待したいのですが、まだレッド・クレイは苦手のようです。しかも試合前後のインタビューを「選手の心の健康のため」拒絶するとは、まったく大いなる考え違いです。プロフェッショナルであることを忘れてはいけません。観客や視聴者があってのプロテニスです。興行であります。東京オリンピック騒動で金まみれであることが国民の前で明白となったオリンピックでも、行き過ぎたスポーツの聖域化を国民に強いることはもうできないと感じています。

昨日、久しぶりに京都大学iPS細胞研究所(CiRA)の山中伸弥所長とインタビューをいたしました。2021年10月13日から15日まで横浜+バーチャルで開催されるバイオジャパン2021のセミナーの打ち合わせと、先生のiPS細胞に対するビジョンのアップデートが目的です。昨年4月に本格的にiPS細胞のGMP製造部門とサービス事業を京都大学iPS細胞研究財団に移管、基礎研究は京都大学iPS細胞細胞研究所と、明確に区別して新たなスタートを切った山中教授は何を考えているのか?そこで語られたのはまさに、iPS細胞ver,2,0でした。

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最後の2試合を、スアレス選手のゴールによって、連続逆転勝ちして、とうとうアトレチコ・マドリードがリーガ・エスパニョーラの優勝を勝ち取りました。万歳です。年齢を理由に、バルセロナから放擲されたスアレス選手が自分はまだ優勝をもぎ取れる実力があることを見せつけた試合でした。優勝の歓喜に沸くアトレチコの同僚の隣で、ピッチ上に足を投げ出し、携帯電話で家族(多分)と話しながら泣きじゃくるスアレス選手の姿には心揺さぶられました。本当に良かった。バルサの前会長の選手をヒトとも思わない扱いが諸悪の根源でした。自分の命を削りながらより高みを目指している才能をスポーツでも、ビジネスでも、アカデミアでも大切にしなくてはなりません。

現在、地球上の多分300万人以上のゲノム解析データが蓄積されていると推定しています。神様が生んだ人類ゲノムの多様性のデータです。もし、このデータと疾病や健康関連情報が紐づけられれば、私達は治療法のない疾患の治療標的や予防標的を発見できることができると、予言めいたことを唱え続けてきましたが、とうとうその実例が出てきました。2021年2月11日に米国で、そして近く欧州でも販売認可される「Evkeeza」(evinacumab-dgnb)が、集団ゲノム解析から生まれた最初の医薬品であると考えています。今後、続々と集団ゲノム研究から新薬が誕生する可能性があります。さらに、東京大学らと中外製薬が最近発表した免疫プロファイリング技術を組み合わせることで、正常蛋白質の量的な変動によって生じる疾患(全疾患の93%相当、HAP-MAPプロジェクトより)の治療・予防標的の解明も進むと思います。免疫プロファイリング技術については回を改めてお伝えいたします。いずれにせよ、私達の統合オミックス研究が加速することにより、新薬開発がどんどん進む段階に入ったのです。今頃、治療標的が枯渇していると嘆くことは、まったくの時代遅れになりつつあることを知らなくてはなりません。

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いよいよ2021年5月23日(日)の午前1時キックオフのリーガエスパニョーラの試合は、サッカー選手にとって天国と地獄を見る試合となります。優勝を争うアトレチコ・マドリードとレアル・マドリードの決着に勿論関心もありますが、2部リーグ陥落を決める試合も真剣さが違うので、本当に好ゲームが期待できます。そんな試合を楽しむなんてある意味、観客とは残酷なものです。しかし、降格が決まったエイバルでは、乾選手が解雇されることが決まるなど、ポスト・シーズンのドラマがどの選手にも待っています。新型コロナの影響を受けた今シーズンも終わりを告げようとしています。以下が試合の日程です。降格が決まったチームが試合を投げることを防ぐため、残酷な同時刻開催となっています。
1:00 ウエスカ vs バレンシア
1:00 バジャドリー vs アトレティコ・マドリー
1:00 レアル・マドリー vs ビジャレアル
1:00 エルチェ vs ビルバオ
1:00 セルタ vs ベティス
1:00 オサスナ vs レアル・ソシエダ
1:00 エイバル vs バルセロナ

いよいよ米Moderna社と英国AstraZeneca社の2種の新型コロナワクチンの特例承認が決まり、我が国でもワクチン接種が本格化します。本日、我が家にもワクチン接種券が届きました。ワクチン接種で先行するイスラエル、英国、そして米国のリアルワールド・データを見る限り、新型コロナワクチンは重症化と感染の予防に効果が示しています。国民の60%が新型コロナに対する中和抗体を獲得すれば、集団免疫が成立し、やがて流行は終息します。やっと明るい光が見えてきました。しかし、こうした楽観的なシナリオが崩壊する二つの大きな懸念が残っています。第一は新型コロナウイルスの変異型の出現、そして第二は新型コロナウイルスの持続的な感染が保たれるウイルス・プールの存在です。後者は野生動物への新型コロナウイルスの伝播と地球上の経済格差によるワクチン低接種国の存在です。感染者数が多ければ、変異ウイルスの出現も増大しますので、この悪の連関を断たなくてはなりません。バイオインダストリー協会のバーチャルセミナーで、昨日、我が国では絶滅危惧種であるコロナウイルスの専門家、東京農工大農学部付属感染症未来疫学研究センターの水谷哲也教授・センター長にお話しを伺いました。水谷教授が考えている解決策を逸早く皆さんに共有いたします。

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残り2試合となったリーガ・エスパニョーラは素晴らしい試合続きでした。おかげで睡眠不足です。途中出場したヘタフェの久保建英選手は相手のミスパスを奪取してドリブル、そのままゴールネットに叩き込みました。この今期初のゴールでヘタフェは1部残留を決め、久保選手は英雄となりました。優勝争いはレアル・マドリードとアトレチコ・マドリードが共に勝利を収め、来週の最終節まで優勝決定が持ち込まれました。鮮やかな逆転勝利を決めたアトレチコのスアレス選手のゴールは、今シーズンのリーガ・ベスト・ゴールとして記録されるかも知れません。逆転で勢いを増したアトレチコが最終戦に勝利する可能性濃厚となってまいりました。

2021年4月に58歳の若さで中外製薬の代表取締役社長最高経営責任者(CEO)に就任した奥田修氏と先週、メディア懇談会で取材することができました。我が国のバイオ産業をリードする中外製薬は一体何をしようとしているのか?読者の皆さんと逸早く共有いたします。

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皆さん、お元気ですか?
バルセロナが2戦続けて引き分けに終わり、優勝争いから脱落、今度は勝ち点2点差でアトレチコ・マドリードを追うレアル・マドリードと首位を巡る熾烈な戦いが続きます。5月16日と23日の2試合を残すのみです。このままでは間違いなく、最終節に勝負が決まる展開となりそうです。2部リーグ陥落を防ぐため必死な下位チームとの対戦にも油断がなりません。アトレチコ・マドリードが、連勝して栄冠を得ることを祈っています。

まずは、もう22年目に突入する老舗のバイオ目利き人材養成プログラム、第三期Bio Investment Guild(BIG、BFGと通期では第22期)のご案内です。バイオ投資やライセンス、研究提携の目利きを養成します。目利きは自ら作るしかないのです。しかも、意欲ある研究者や投資家などとのネットワークも構築できます。年10回、午後6時から深夜まで最先端の研究者、バイオベンチャー、製薬企業の研究者などを招き、今後のバイオの重要トピックスを議論します。新型コロナの流行次第ですが、鶴岡市のバイオクラスターにある慶應義塾先端生命科学研究所での実習もしたいと計画しています。
22年目のバイオ投資ライセンス目利き養成プログラムBio Investment Guild(BIG)の第三期募集開始。好評につき、定員50名に増員しました。申し込みは6月25日締め切り。下記より資料入手して、メールにてお申込み願います。
大手企業
ベンチャー企業/創業10年未満、未上場
VC/証券会社

◎第二期BIG参加企業
<大手企業>第一三共㈱、大日本住友製薬㈱、中外製薬㈱、帝人ファーマ㈱、旭化成ファーマ㈱、ロート製薬㈱、タカラバイオ㈱、AGC㈱、コニカミノルタ株式会社、アニコム先進医療研究所㈱、三井不動産
<ベンチャー企業>㈱糖鎖工学研究所、㈱イーベック、㈱カイオム・バイオサイエンス、ザルトリウス・ステディム・ジャパン㈱、ノイルイミューン・バイオテック㈱、㈱DNAチップ研究所、ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ㈱、㈱サイフューズ、㈱KOTAIバイオテクノロジーズ、イミュニティリサーチ㈱
<その他>名古屋大学、㈱いちよし経済研究所、山本特許法律事務所、有限責任監査法人トーマツ、㈱ヘルスケア・イノベーション

さて、本題です。日本の科学論文数また被引用論文数でも順調?に低下しています。これは紛れもなく、我が国の科学の危機であります。実は論文数は研究費の額と単純に相関します。我が国の政府が、科学技術基本計画の策定を行い、真水の研究費が増えたのは21世紀の最初の5年まで、その後はほとんどリップサービスに徹していることを意味します。勿論、東大のように国からの研究費支給額は最大ですが、研究費当たりの論文数が低い大学もあり、国の研究費総額の伸び悩みと国立大学偏重による研究効率の悪化が拍車を掛けます。もっと深刻なのは科学研究費の出し手を国家が独占した結果、研究の多様性が失われつつあることです。21世紀に入って我が国の生命科学分野のノーベル賞受賞者は増加していますが、これは国立大学の研究者が安定的な身分におって、学問の自由を謳歌できた20世紀の成果です。前例主義と成果主義、そして研究の中身よりブランドで研究費を振り分ける我が国の仕組みは、学問の自由を窒息させ、創造的な研究の源を枯らそうとしています。多様で創造的な科学研究は多様な資金源から生まれるものです。我が国でも慈善財団や患者団体、そしてクラウドファンディングなどによって一般市民が科学研究のスポンサーとならなくてはなりません。今、デンマークにいる日本人の研究者が、記憶のメカニズム解明のためクラウドファンディングに挑戦しています。痴呆症の治療薬開発につながる基礎研究です。目標額に今週達成しましたが、彼は尚アカデミストというクラウドファンディング・サイトで最高額の記録を打ち立てようと努力を重ねています。以下のリンクから皆さんも下記のサイトよりご支援願います。勿論、私も寄付します。論文の謝辞に名前を載せてみたいと考えています。
https://academist-cf.com/projects/173?lang=ja

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サッカーのイニエスタ選手はバルセロナの至宝でしたが、昨日から我が国の神戸の至宝にもなりました。同選手は年俸32億5000万円といわれる報酬を12億円減額しても、ヴィッセル神戸と2023年末までの2年契約を結ぶことを発表しました。誠にありがたい。この天才ミッドフィルダーからまだまだ日本の選手が実際の試合を通して学ぶことができます。年俸の減額は新型コロナで経営が苦しいヴィッセル神戸への配慮です。しかし、もう彼は億万長者ですから「神戸でキャリアを終えたい」」とまで言わせたのは、弱小チームだったヴィッセル神戸を成長させ、アジア・チャンピョン・リーグで優勝寸前のベスト4まで進めた実績を基に、次の2年間でアジア王者にまで育て上げるという意欲でした。「前進を止めた人は既に老いた老人に他ならない」。イニエスタ選手から学ぶことは本当に多いのです。ご注目願います。

緊急事態宣言が延長されました。最大の問題は大阪府などで起こっている医療崩壊です。これを防ぐためには、言うまでもなく地域の医療機関の連携とそれに対する資金的・人的支援が必要です。しかし、もっと根本的な問題解決は、中等症の新型コロナ患者を治療して、重症患者数を抑制すること。その切り札こそが新型コロナウイルスの中和抗体です。米国では既に3種の中和抗体カクテル製剤が、今年3月までに米国食品医薬品局(FDA)から緊急使用を認められています。TV・新聞などのマスメディアではワクチン接種ばかりが喧伝されていますが、米国政府がワクチンと抗体医薬の2正面作戦を取り、我が国より二桁も感染者数が多いカオスから科学的に新型コロナを着実に制圧しつつあることをもっと認識すべきです。おっとり刀で我が国の政府は中外製薬(スイスRocheグループ)から抗体カクテル製剤を調達する契約を結んだことを、2021年5月10日に発表しました。それはある意味で前進ですが、国民は再び落胆せざるを得ません。舶来のワクチンと抗体に国民の命をゆだねるしかない、この惨状に目を覆わざるを得ません。20世紀後半に生活習慣病の低分子薬で世界を席巻した我が国の製薬企業は、新型コロナ・パンデミックでは何故こんなにも無力なのでしょうか?

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