みなさんお元気ですか?

●LINK-J一押セミナー京浜臨海部ライフイノベーション国際戦略総合特区セミナー「AI・半導体・量子×ライフサイエンスの将来像」 10月8日@みなとみらい
大胆なセミナーです。わが国が世界を制している半導体製造技術や量子技術、そしてAIなどがライフサイエンスにどう影響を与えるか?キーマンを集めて討議します。この難しいセッション、私がモデレータを務めます。是非、関係業界の方のご支援とご参加を期待しています。以下からお申込み願います。
https://www.link-j.org/event/article-53831.html

●LINK-J一押セミナー LIFESCIENCE FORUM 2026 10月14日@日本橋LSH
AI活用と医療データ利活用をテーマに、製薬業界におけるDX推進の最新動向をご紹介。医療情報利活用に関する政策・制度の最新動向や、NTTデータのデータ活用ソリューション、さらに製薬企業による実践事例を通じて、AI・データを活用した新たな価値創造の可能性を探るフォーラムです。以下のリンクからお申込みください。
https://www.link-j.org/event/article-53700.html

下水サーベイランスの優良ベンチャーを紹介する予定を変更して、中外製薬の「ヘムライブラ」(エミシズマブ)を創製した3人の研究者(服部有宏元シニアフェロー、北沢剛久研究本部副本部長、井川智之研究本部長)が2026 Lasker~DeBakey Clinical Medical Research Awardを受賞したニュースを速報します。おめでとうございます。世界で初めて抗体医薬(2抗原特異抗体)による血友病A治療薬を開発した成果です。血液凝固第Ⅷ因子に中和抗体ができた患者の治療を突破口に、今や中外製薬の一番の売上のブロックバスターに成長しました。日本人でLasker臨床医学賞を受賞したのはスタチンを創製した旧三共の故遠藤章氏に次いで2番目。しかし、ヘムライブラの創製はそれだけではありません。ヘムライブラの開発を通じて、中外製薬が次々と抗体誘導体の製品を創製、市場に投入する基盤を形成したのです。その秘密を8年前の連続インタビューを基に再現します。

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新型コロナ・パンデミックが2019年末に中国から始まり、エンデミックとして終息宣言を世界保健機関が出したのが2023年5月5日。もう遠い過去のように思えます。だが、次なるパンデミックに備えて先進国のほとんどが2020年から下水サーベイランスに着手しています。下水中のDNAやRNAを検査して早期に流行の警告を発するシステムです。わが国でもさんざんこの必要性が叫ばれていましたが、やっと今年“骨太の方針”に載り、来年度の予算に全国で下水サーベイランスを行う予算が計上される見込みとなりました。わが国の国民を守る、見えない盾が形成されるのです。

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●宮田 満のバイオ・アメイジング~緊急対談 /「iPS細胞治療を"誰もが受けられる医療"へ!S-RACMOの挑戦」 9月14日15時~16時、無料オンライン、下記より申し込みをお急ぎください。見逃すのは誠にもったいない。
世界初のiPS細胞由来パーキンソン病治療薬開発の実態と今後の展望を開発者から直接伺います。皆さんのご質問にも全部答えます。
https://jba.or.jp/event/ipss-racmo/

●LINK-J一押セミナー LIFESCIENCE FORUM 2026 10月14日@日本橋LSH
AI活用と医療データ利活用をテーマに、製薬業界におけるDX推進の最新動向をご紹介。医療情報利活用に関する政策・制度の最新動向や、NTTデータのデータ活用ソリューション、さらに製薬企業による実践事例を通じて、AI・データを活用した新たな価値創造の可能性を探るフォーラムです。以下のリンクからお申込みください。
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始まってい英GlaxoSmithKline社が抗老化薬を開発する米Sirtris Pharmaceuticals社を2008年6月に約7億2,000万ドルで買収したことを聞いたときは、心の底から驚きました。同社が開発した長寿に関係するサーチュイン遺伝子を活性化する抗老化薬SRT501の治験が振るわなかったことから、GSK社は2010年に開発を中断、抗老化薬開発部門そのものも2013年に廃止しました。この苦い経験が、ビッグ・ファーマが空想的だと考えた抗老化薬の開発から遠ざけました。その結果、2013年に米Google社が抗老化薬を開発するため米Calico labs社を創設しても、そして2021年に米OpenAI社の創業者と米Amazon社の創業者が、それぞれ米Retro Biosciences社と米Altos labs社という抗老化薬開発ベンチャーを創設しても、尻込みしたままでした。前回のコラムで土俵外と見出しした理由です。しかし調べてみる、その状況は一変していました。昨年からビッグ・ファーマの抗老化薬開発に雪崩を打った参入が始まったのです。ハイパースケラーとビッグ・ファーマの戦いはもうました。

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●LINK-J一押セミナー 9月4日 12時から16時@東京ミッドタウン八重洲
LINK-Jフェスティバル2026 リーダーズセッション
創薬(東京大学菅裕明教授)、再生医療(サンバイオ森敬太社長)、医療機器(富士フイルムメディカル山本章雄顧問、Splink青山裕紀取締役)の斯界のリーダを招き、アカデミア発創薬、医療機器およびスタートアップの役割に焦点を当て、研究成果の社会実装とイノベーション創出のあり方を現場の体験に基づき議論し、エコシステムの発展の方向性をつまびらかにします。私も再生医療のセッションでMCを務めさせていただきます。下記よりお申込み願います。
https://www.link-j.org/event/article-53116.html

アンチエージング研究を調査すると今までの創薬ベンチャーとは決定的に異なる資金の動きがあることが分かります。2026年5月22日、抗老化薬を開発するベンチャー企業米Retro Biosciences社が18億ドルの資金調達に成功しました。この企業は、AI企業OpenAI社の創業者Sam Altoman社長が私財1億8000万ドルを出資して、2021年に設立した企業です。前回報道したCalico社は米Google社の親会社、米Alphabet社の100%子会社です。現在同社と猛烈な長寿研究で競っている米Altos labs社を出資したのは米Amazon社の創始者Jef Bezos氏でした。今や抗老化薬の研究はハイパースケラーと呼ばれる巨大企業の戦いに化しています。これが現在の製薬産業をどう変えて行くのか解析しました。

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創薬(東京大学菅裕明教授)、再生医療(サンバイオ森敬太社長)、医療機器(富士フイルムメディカル山本章雄顧問、Splink青山裕紀取締役)の斯界のリーダを招き、アカデミア発創薬、医療機器およびスタートアップの役割に焦点を当て、研究成果の社会実装とイノベーション創出のあり方を現場の体験に基づき議論し、エコシステムの発展の方向性をつまびらかにします。私も再生医療のセッションでMCを務めさせていただきます。下記よりお申込み願います。
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アンチエージング薬として注目を集めているインターロイキン(IL)11を調べているうちに、米Google社(現Alphabet社)が、創設した謎のベンチャー企業、米Calico labs(California Life Company)社にたどり着きました。2013年9月18日にGoogle社共同創業者Larry Page氏とGenentech社元CEOのArthur Levinson氏によって創業、現在もLevinson氏がCEOと務めています。未解決の根本問題にGoogle社が解決に挑む“不老長寿・長寿科学のムーンショット研究”を目的に、老化の分子メカニズムの解明と抗老化創薬に邁進していました。しかし、極端の秘密主義だったので、今までなかなかその実態を把握することができなかったのです。今回、その尻尾をやっと掴んだので、速報いたします。

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さて前回のコラムで、終わった血小板増殖因子として商品化が先行したインターロイキン(IL)11が、老化やがんの薬剤耐性の鍵を握っていることが2024年、2025年にシンガポールの研究グループが明らかにし、俄かに抗IL11抗体の開発競争が始まったことを報道しました。そしてなんとその競争には米Google社のアンチエージング子会社、米Calico Life Sciences LLC(Calico社)が総額600億円を投入して参入してきました。その背景を解析します。

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●LINK-J一押セミナー 8月27日
宇宙×ライフサイエンス ライフサイエンス事業化の突破口:海外資金と成功モデルから学ぶ日本の勝ち筋
もう次のブレイクスルーを目指して、宇宙×ライフサイエンスにも注目すべきです。僕も申し込みました。
https://www.link-j.org/event/article-53107.html

インターロイキン11(IL11)は懐かしい響きがあるリンフォカインです。米Genetics Insitute社(現在は米Pfizer社)がクローン化した時に、猛烈に取材した覚えがあるからです。当時は血小板増殖因子のクローン化競争がし烈化し、その一つとして組み換えIL11「Neumega」が、1997年に米国で発売されました。日本では結局未発売となり、ドラッグ・ラグに加えて、新血管系と浮腫などの副作用のため商品化は見送られました。その幻のIL11が今や線維症やアンチエージングの創薬標的としてよみがえりつつあります。今回は2回に分けて、その最先端を報告します。

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●LINK-J一押セミナー 8月27日
宇宙×ライフサイエンス ライフサイエンス事業化の突破口:海外資金と成功モデルから学ぶ日本の勝ち筋
もう次のブレイクスルーを目指して、宇宙×ライフサイエンスにも注目すべきです。僕も申し込みました。
https://www.link-j.org/event/article-53107.html

英国AstraZeneca社は2026年8月17日、転移性再発性非小細胞肺がんを対象としたeVOLVE-Lung02試験成績を発表、期待の2抗原特異抗体、volrustomigの肺がんのファースト・ラインの開発から撤退すると発表しました。同社の株価にも深刻な影響を与えました。今回はこの蹉跌の原因に迫ります。

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●LINK-J一押セミナー 8月27日
宇宙×ライフサイエンス ライフサイエンス事業化の突破口:海外資金と成功モデルから学ぶ日本の勝ち筋
もう次のブレイクスルーを目指して、宇宙×ライフサイエンスにも注目すべきです。僕も申し込みました。
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GLP-1受容体作動薬の躍進で、売上を前年比51%以上増加させる米Eli Lilly社。第二四半期の決算発表で、ポスト抗肥満薬の候補として、中枢神経薬を開発している米AtaiBeckley社、英Centessa Pharmaceuticalss社の買収を発表、うつ病や睡眠障害のパイプラインを手に入れました。また、研究開発が二つの領域で又裂きになるのか?と心配しましたが、同社の賢さは際立っていました。中枢と肥満の二つの領域を繋ぐ新薬、Brenipatideをフェーズ3治験まで進めていました。この治験ネットワークを活用できれば、抗肥満薬から中枢神経へ円滑に臨床開発を進めることができるのです。今後ももっと注目しなくてはなりません。

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夏休みは来週1週間取らせていただきます。
次号は8月19日号(法人読者は18日夜にアクセス可能です)でお会いいたします。

●LINK-J一押セミナー 8月27日
宇宙×ライフサイエンス ライフサイエンス事業化の突破口:海外資金と成功モデルから学ぶ日本の勝ち筋
もう次のブレイクスルーを目指して、宇宙×ライフサイエンスにも注目すべきです。僕も申し込みました。
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2026年8月4日、米Merck社は2026年第2四半期の業績発表を行いました。経口PCSK9阻害剤の承認、そしてAIDSの1週間に1回投与の経口AIDS配合剤(Islatravir と Lenacapavi)のフェーズ3好成績、そして再発性子宮内膜がんに対する抗体薬剤複合体(ADC)であるSacituzumab Tirumotecan (sac-TMT) の治験の手応えを、今期の3大トピックスとして取り上げました。同社は米国で28年後半に特許切れに直面する抗PD-1抗体「キイトルーダ」とsac-TMTのコンボ製剤で、パテントクリフを回避し、尚且つ薬効の拡大も狙っていました。その鍵を握っていたのが、ADCががん細胞を殺す殺し方だったのです。

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