皆さん、お元気ですか?
どうして細胞老化が起こるのか?この謎を解くことこそが、本物のアンチエージング研究には不可欠です。加齢によって減少したり、増加したりする生体成分を検出しただけでは、単なる平行現象であるかも知れず、老化の原因に迫る道は遠いのです。

2023年1月19日に少なくとも筋肉と骨、神経などの細胞老化がマウスの実験ではありますが、ゲノムの化学修飾(エピジェネティックス)の乱れから起こることが、アンチエージング研究のスター、米国Harvard大学のDavid A. Sinclair教授が率いる60人以上の研究グループによってCell誌に発表されました。この研究を担った慶應義塾大学医学部神経科学教室の早野元詞特任講師にインタビューする機会を得ました。果たしてどこまで老化の正体に迫っていたのでしょうか?

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皆さん、お元気ですか?
「革靴で来たんですか?」とタクシーの運転手さんに呆れられました。弘前市に滞在しています。例年以上の積雪で久しぶりの雪景色です。幸い、雪雲が薄れ、岩木山の真っ白な鶏のとさかのような山頂が時折、顔をのぞかせます。本日は東京にも降雪の予報があり、本当に帰京できるのか?東京駅にタクシーはいるか?など、心配しているところです。東北や北陸地方の豪雪予報も心配です。既にJR東日本は一部の山形新幹線の運休を発表しています。皆さんもどうぞお気をつけ願います。

さて、旧Mmの憂鬱以来、定点観測、ToMMo(東北メディカル・メガバンク)とタイトルした記事は5年振りです。しかしその間、7本ものToMMoに関する記事を執筆しており、常に私の関心の中心にあったことは間違いありません(言い訳に聞こえるかも知れませんが、、)。我が国のゲノム研究の中軸であり、新しい医療やヘルスケアを生む宝物であるためです。これを本当に実現するためには、粘り強い文科省の支援だけでなく、厚労省と民間企業が知恵を絞ることが必要になったのです。勿論、賢い長期の支援と各省庁にわたる調整や規制緩和なども不可欠で、これを実現するのは政治家の責務です。上っ面だけを撫でて揶揄したり、足を引っ張ったりすることは止めてもらい、本質的な理解に基づく、息の長い有効な支援をお願いしたい。一言で言えば、今のToMMoは政治家のインテリジェンスを測る踏み絵であると言ってもよいでしょう。

東日本大震災の復興プロジェクトとして、被災地の15万人の参加を得て行われた10年間の研究機関を完了、2023年2月1日から第二期に入ったToMMoの懊悩に迫ります。

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皆さん、お元気ですか?
2023年1月26日に京都大学の服部先生をお招きして、老化細胞を標的とした自己免疫疾患治療薬開発の最前線を議論した動画を公開いたしました。最先端の抗老化研究に触れる機会です。どうぞ下記よりアクセス願います。
https://www.youtube.com/watch?v=mh7lcNxP2lA

ダナフォームの林崎社長から第1回ダナフォームセミナ-「CAGEテクノロジーが解き明かす細胞の新機能」(2023年3月15日14時から)の告知要請がありました。Karolinska InstitutedのJuha Kere教授がゲノムの活性化のメカニズムを講演します。その他、最新の遺伝子発現の最先端を把握するには絶好のシンポジウムとなっています。下記より詳細にアクセスの上、お申込み願います。
https://www.dnaform.jp/ja/information/seminar20230315/

調べれば調べるほど、老化細胞に関する研究が急速に進展していることが分かります。しかも、何故、加齢によって発症率が高まる疾患(糖尿病や動脈硬化、アルツハイマー症など多数)があるのか?というかねてからの疑問に答える分子メカニズムが明らかにされつつあるのです。老化だから仕方ないという時代は終わったのではないでしょうか?生活習慣を正すのは勿論ですが、知らず知らずに各器官や組織に蓄積する老化細胞の除去を真剣に検討する可能性に注目すべきだと思います。今回は順天堂大学大学院医学研究科循環器内科学の南野徹教授が展開する血管内皮の老化細胞に対するワクチンや抗体医薬の研究を紹介します。

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皆さん、お元気ですか?

もうお申込みいただきましたか?もうすぐ300人突破です。2月6日午後4時から午後5時、「宮田満のバイオアメージング、老化ワクチン成功か?」(無料リモートLIVE)のお知らせです。今回は順天堂大学大学院医学研究科循環器内科学の南野徹教授をお招きして、血管の老化細胞を標的とした老化ワクチン開発の最先端のお話を伺います。皆さんからのご質問もLIVEでお答えします。以下のリンクからお申込みをお急ぎ願います。
https://www.jba.or.jp/event/post_65/

ビッグ・ファーマの2022年事業報告の季節がやってきました。この時に、ビッグ・ファーマは大胆にパイプラインを取捨選択するのです。バイオベンチャーのCEO(最高経営責任者)の一番胃が痛い時期でもあります。我が国のベンチャーでも、大手製薬企業の戦略転換で契約を突然切られて、ずいぶん痛い目に合わされてきました。特に、CEOの交代期が危ない。役員などの総取り換えも同時に行われるため、旧経営陣のパイプラインの整理を大胆に進められるためです。今年3月15日にスイスRoche社のCEOに、Roche Diagnostic社のThomas Schinecker社長が就任します。丁度、昨日、同社は2022年の事業報告を行ったところです。パイプラインにどんな斧を振るったのか?

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まずは、2月6日午後4時から午後5時、「宮田満のバイオアメージング、老化ワクチン成功か?」(無料リモートLIVE)のお知らせです。今回は順天堂大学大学院医学研究科循環器内科学の南野徹教授をお招きして、血管の老化細胞を標的とした老化ワクチン開発の最先端のお話を伺います。皆さんからのご質問もLIVEでお答えします。以下のリンクからお申込みをお急ぎ願います。
https://www.jba.or.jp/event/post_65/

バイオアメージング(YOUTUBE)で老化細胞や老化のメカニズムに対する最新研究を取り上げています。その取材に基づき、不定期で抗老化最前線という特集を本日より掲載いたします。今回は、京都大学大学院・医学研究科がん組織応答共同研究講座の服部雅一特定教授が進める老化T(ヘルパー)細胞が自己免疫疾患を引き起こすメカニズムに焦点を当てます。若返りはまだ無理ですが、加齢性疾患の新薬開発の手掛かりが老化研究から得られつつあります。

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皆さん、お元気ですか?

日本列島が冷え込んでいます。豪雪の地域も多いようですが、是非、お気をつけ願います。今晩は夜半にかけて東京でも雪の可能性が濃厚です。普段は短パン・Tシャツで暮らしておりますが、この寒さにとうとう靴下を履きました。家では山下清ジュニアと呼ばれております。春を待ち望む気持ちが募るばかりです

本日は第7回Liquid Biopsy研究会で特別講演をするため、最近のLiquid Biopsyの動向を調べました。日本では馬鹿げた課長通知(保医発0730第1号、令和3年7月30日)があるため、病理切片からDNAをかき取る遺伝子プロファイル検査が難しい場合にリキッド・バイオプシーによる遺伝子プロファイル検査が認められ、尚且つ1回限りと患者にとって侵襲が少ないリキッド・バイオプシーの適応範囲が極めて限定されています。がんじがらめと言っても良いでしょう。そのため、国産のイノベーションは凍り付いてしまっています。しかし、リキッド・バイオプシーで世界をリードする米国では、遺伝子プロファイル検査⇒最少残存病変(術後の残存癌・再発リスク)検出と再発の検査⇒特定の癌腫に限定した早期スクリーニング⇒50種の癌腫に対する早期スクリーニングと、着々と応用範囲を広げ、ここ1~2年の間に新たな技術突破が起こりそうな勢いです。これに対して、我が国では週刊文春が指摘した通り、線虫の癌早期スクリーニングが野放しに、おまけにTVでCM放映まで許している始末です。この国や医学界は、国民のため一体何をしようとしているのか?

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皆さん、お元気ですか?
さて、老化のメカニズムには今年注目していただきたいと思います。宮田満のバイオ・アメージングでは老化研究の先端をご紹介していきます。
●2023年1月26日午後3時から午後4時、宮田満のバイオ・アメージング
先日打ち合わせしましたが、今回も猛烈に面白い。老化細胞が増える謎を解明します。
「老化T細胞が自己免疫病や 慢性炎症疾患を引き起こすメカニズムの解明 ―老化関連疾患を抑制せよ!」服部 雅一 氏(京都大学医学研究科 がん組織応答共同研究講座 特定教授)をお招きして、加齢に伴い増加・蓄積する「老化関連T細胞(SA-T細胞)」が慢性炎症や自己抗体の産生を引き起こすメカニズムを解明。人為的に阻害して免疫老化や自己免疫疾患を抑制できる可能性を議論します。下記より詳細にアクセスの上、お申込み願います。
https://www.jba.or.jp/event/post_56/

先週の金曜日に近畿バイオインダストリー振興会議の新春セミナーでお会いしたタカラバイオの仲尾社長は「患者さんのために(本来は自社で医薬品を製造しないという原則を曲げて)滑膜肉腫に対するTCR-T細胞(TBI-1301)の開発権を大塚製薬からの返還を受けて、自社開発します」と断言しました。実は、2022年11月10日に共同開発していた大塚製薬が共同開発を断念したため、TBI-1301は治験で有望な成績を上げながら、宙ぶらりんとなっていたのです。もし、仲尾さんが開発しないなら、引き取る気持ちで、質問したところ、冒頭の明解な答えをいただきました。有効な治療法のない滑膜肉腫の患者さんに朗報です。大塚製薬のような企業では採算に合わなかったのかも知れませんが、深刻なアンメット・ニーズは厳然として存在します。タカラバイオのようなベンチャーなら、そして同社のCDMO能力を活かせば、十分ビジネスになると判断しています。巨体を持て余し、本来の製薬企業のミッションを実現できない大手企業依存から脱却しないと、本当に必要な新薬を心から必要としている患者に届けられないのです。ベンチャーこそ、この問題の解決の鍵を握っています。タカラバイオの奮闘を期待しています。

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皆さん、お元気ですか?
昨日のMiyaman’s Venture Talkに多数の読者が参加いただき、大変ありがとうございました。オンコリスの浦田社長、不屈の精神と失敗から大胆に学ぶ姿勢に感銘を受けました。ジェット・コースター・カンパニーを綽名を付けましたが、浦田さんの会社なら必ず底を打って、復活し無事、成功に辿り着くという意味に、今回のお話を受け転じました。“オンコリス不死鳥伝説”はどうやら本物です。フェーズ2の患者登録が終わったので、放射線療法の併用薬としてのテロメライシン(次世代腫瘍溶解ウイルス)の製造承認申請を、2024年に成功することを祈っています。皆さんも是非、注目願います。

さて、老化のメカニズムには今年注目していただきたいと思います。宮田満のバイオ・アメージングでは老化研究の先端をご紹介していきます。
●2023年1月26日午後3時から午後4時、宮田満のバイオ・アメージング
今年も老化のメカニズムとアンチ・エージングの研究を追求します。
「老化T細胞が自己免疫病や 慢性炎症疾患を引き起こすメカニズムの解明 ―老化関連疾患を抑制せよ!」服部 雅一 氏(京都大学医学研究科 がん組織応答共同研究講座 特定教授)をお招きして、加齢に伴い増加・蓄積する「老化関連T細胞(SA-T細胞)」が慢性炎症や自己抗体の産生を引き起こすメカニズムを解明。人為的に阻害して免疫老化や自己免疫疾患を抑制できる可能性を議論します。下記より詳細にアクセスの上、お申込み願います。
https://www.jba.or.jp/event/post_56/

2023年も新しいモダリティや治療概念が発展する年となりそうです。コンセプト・チェンジに対応しないと、あっと言う間に取り残されるリスクがあります。今回はその予兆の続きを皆さんと共有いたします。新年の始めに、昨年末から膨大な資料をぐつぐつ煮詰めて、今年皆さんが注目すべき25のバイオの新潮流をまとめました。本日はその25の中から、以下の4つの注目すべき、バイオ新潮流を紹介いたします。
●中分子医薬の萌芽
●mRNAワクチンで存亡の危機に瀕する我が国のワクチン・メーカー
●放射性同位元素標識バインダーの実用化

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皆さん、お元気ですか?
まず、リモートLIVE(無料)をご紹介します。ご登録をお急ぎ願います。
●2023年1月26日午後3時から午後4時、宮田満のバイオ・アメージング
今年も老化のメカニズムとアンチ・エージングの研究を追求します。
「老化T細胞が自己免疫病や 慢性炎症疾患を引き起こすメカニズムの解明 ―老化関連疾患を抑制せよ!」服部 雅一 氏(京都大学医学研究科 がん組織応答共同研究講座 特定教授)をお招きして、加齢に伴い増加・蓄積する「老化関連T細胞(SA-T細胞)」が慢性炎症や自己抗体の産生を引き起こすメカニズムを解明。人為的に阻害して免疫老化や自己免疫疾患を抑制できる可能性を議論します。下記より詳細にアクセスの上、お申込み願います。
https://www.jba.or.jp/event/post_56/
●700人超のお申込みいただきました。2023年1月19日午前12時から3時、第4回のMiyaman’s Venture Talk(無料LIVE)オンコリスの浦田社長。まだご参加受け付けます。
https://evententry.link-j.org/public/seminar/view/2806

2023年も新しいモダリティや治療概念が発展する年となりそうです。コンセプト・チェンジに対応しないと、あっと言う間に取り残されるリスクがあります。今回はその予兆を皆さんと共有いたします。新年の始めに、昨年末から膨大な資料をぐつぐつ煮詰めて、今年皆さんが注目すべき25のバイオの新潮流をまとめました。本日はその25の中から、以下の4つの注目すべき、バイオ新潮流を紹介いたします。
●ポスト抗がん剤の有力候補、自己免疫疾患に多様な抗体医薬
●次世代CAR-T細胞の蠢動
●脱インスリンから抗肥満薬へ雪崩を打って参入
●予防薬の実用化始まる(遺伝子治療、抗体医薬)

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皆さん、お元気ですか?
まず、二つのリモートLIVE(無料)をご紹介します。ご登録をお急ぎ願います。
1)2023年1月19日午前12時から3時、第4回のMiyaman’s Venture Talk(無料LIVE)の開催が決定しました。今回はオンコリスの浦田社長をお招きして、ジェットコースターのようなバイオ・ベンチャー経営の醍醐味を伺います。皆さんからのご質問を大歓迎です。以下よりお申込みをお急ぎ願います是非、下記よりご登録をお急ぎ願います。
https://evententry.link-j.org/public/seminar/view/2806
2)2023年1月26日午後3時から午後4時、宮田満のバイオ・アメージング
今年も老化のメカニズムとアンチ・エージングの研究を追求します。
「老化T細胞が自己免疫病や 慢性炎症疾患を引き起こすメカニズムの解明 ―老化関連疾患を抑制せよ!」
服部 雅一 氏(京都大学医学研究科 がん組織応答共同研究講座 特定教授)をお招きして、加齢に伴い増加・蓄積する「老化関連T細胞(SA-T細胞)」が慢性炎症や自己抗体の産生を引き起こすメカニズムを解明。人為的に阻害して免疫老化や自己免疫疾患を抑制できる可能性を議論します。下記より詳細にアクセスの上、お申込み願います。
https://www.jba.or.jp/event/post_56/

2023年も抗体医薬/抗体誘導体がバイオ医薬開発の主流であることは変わりません。その中で新しい動きが出てきたのです。新年の始めに、昨年末から膨大な資料をぐつぐつ煮詰めて、今年皆さんが注目すべき25のバイオの新潮流をまとめました。本日はその25の中から、以下の3つの注目すべき、バイオ新潮流を紹介いたします。
●レカネマブの栄光と蹉跌、ポスト抗Aβ抗体を探る動き
●順調に成長するADC
●次世代免疫チェックポイント創薬で勝敗が分かれる

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