皆さん、お元気ですか?

まだ、お申込み可能です。「宮田満のバイオアメージング」、3月10日午後3時~午後4時(無料リモートLIVE)開催。今回は東北大学の南澤究 特任教授をお招きして、微生物-植物系の最適化によるクールアース・プロジェクトを議論します。以下よりお申込み下さい。
https://www.jba.or.jp/event/post_76/

昨年から今年にかけて、遺伝子治療の実用化が急速に進んでいます。このブログでは、遺伝子治療実用化第三の波と表現しています。しかし、勿論、まだまだ第三の波でも遺伝子治療は未完成です。来週の第4期バイオインベストメントギルド(BIG、目利き人材プログラム)でも、そのアキレス腱と克服策を議論する予定です。今回は、アステラス製薬の動きからその胎動を皆さんにお示します。
第5期BIG(先着55社限定)の募集を開始しましたので、ご興味のある方は下記のリンクからお申込みを願います。
https://miyata-inst.jp/big/

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「宮田満のバイオアメージング」、3月10日午後3時~午後4時(無料リモートLIVE)開催。今回は東北大学の南澤究 特任教授をお招きして、微生物-植物系の最適化によるクールアース・プロジェクトを議論します。以下よりお申込みお急ぎ願います。
https://www.jba.or.jp/event/post_76/

軽症化した変異型の出現と、ワクチンと抗新型コロナ薬、更には医療関係者の経験の蓄積によって、新型コロナパンデミックが終息フェーズに入りつつあります。勿論、新型コロナウイルスが消滅するわけではなく、パンデミックからエンデミック、つまり季節性インフルエンザとほぼ同等のリスクで、毎年流行する感染症として定着するのです。米Pfizer社はmRNAワクチンと抗新型コロナ薬を逸早く投入し、新型コロナパンデミックで売り上げを急増しました。なんと、2022年には創業以来174年間で初めて1000億ドルを超える記録を打ち立てました。しかし、パンデミックによる売り上げ急増は、緊急事態が去った今、売り上げの急落の原因となります。これは新型コロナ特需で潤ったスイスRoche社、米Eli Lilly社、米Merck社、英AstraZeneca社なども直面する、今そこにある危機なのです。我が国では1000億規模の売り上げ増があった中外製薬と塩野義製薬もこの危機に翻弄されざるを得ないのです。既にPfizer社は2023年の売り上げダウンを埋めるために動きだしました。

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皆さん、お元気ですか?
製薬企業の関係者と話すと、新薬開発のポスト癌治療薬として注目しているのが、希少疾患、自己免疫疾患、中枢神経系疾患、そして線維症であることが分かります。線維症は一見地味な疾患ですが、少なくとも先進国で死因の原因となる疾患の45%に関係している脅威であることを忘れてはなりません。実際、心不全、肝硬変、腎不全、肺線維症、癌線維化など、アンメット・ニーズは山の様にあります。ただ、問題はコラーゲンの過剰生産以外、線維症のメカニズムが分かっていないことです。今回はどうやら線維化が更なる線維化を引き起こす悪循環の鍵を握る分子が発見されたことをお伝えします。有望な創薬標的の出現です。どうぞご注目願います。

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皆さん、お元気ですか?
実は本日、爪を嚙みながら吉報を待ちました。午後3時過ぎ、吉報届かず。駄目だったのかとため息。しかし、念のために午後3時半過ぎに東京証券取引所のホームページをチェックして見たら、何と吉報がそこにあるではありませんか!!ノイルイミューン・バイオテックの上場が承認されたのです。昨年がらぴしゃっと上場のウィンドウを閉めてしまった東京証券取引所です。昨年上場した2.5社のバイオベンチャーはいずれも黒字上場でした。大胆に未来に投資して創造的な研究開発に邁進する堂々たる赤字ベンチャーには上場のチャンスはありませんでした。米国の政策金利の急上昇に腰を抜かした証券会社や市場が、まるで製造業や小売業の評価をあてはめ、着実に黒字を増やす地味な企業ばかりに上場の機会を提供したためです。2022年12月期の第3四半期までには、中外製薬に対する技術導出の対価(約6億円)などで約3500万円の黒字を捻り出しましたが、21年12月期は約8億円の赤字、20年12月期も6億円の赤字です。今後自社開発品の治験が進むにつれて、赤字は膨らむ見込みです。この堂々たる赤字は、ノイルイミュ―ンは今の黒字より未来に投資しているためです。こう言っちゃあノイルイミューンに叱られるかも知れませんが、彼らの卓越した技術力が、15か月間堂々たる赤字バイオベンチャーに閉ざされていた市場の扉を開いたのです。心からおめでとうございます。
●COI:ノイルイミューンには私のベンチャーキャピタルが投資しています。そのため、依怙贔屓があるやもしれませんので、ご注意願います。

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皆さん、お元気ですか?
まるでオーケストラの指揮者のように200から300の遺伝子の発現を調節すると考えられているmiRNA(マイクロRNA)が、Ⅱ型糖尿病にも関係している可能性を、米国国立衛生研究所(NIH)国立ヒト・ゲノム研究所 (NHGRI)のグループが発見、本日論文発表した。我が国では、癌細胞で発現が低下するmiR-3140-3pを補充するmiRNA医薬MIRX002によって癌を治療する医師主導治験が、2022年1月からPURMX Therapeutics社が着手しています。同社は広島大学発のベンチャー企業です。今までmiRNA医薬の治療標的は癌に集中してきましたが、今回の発表で糖尿病など幅広い疾患にmiRNAを標的として新薬開発が可能であることが明らかになったのです。皆さんにも是非、今後miRNA創薬にご注目いただきたいと思います。

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どうして細胞老化が起こるのか?この謎を解くことこそが、本物のアンチエージング研究には不可欠です。加齢によって減少したり、増加したりする生体成分を検出しただけでは、単なる平行現象であるかも知れず、老化の原因に迫る道は遠いのです。

2023年1月19日に少なくとも筋肉と骨、神経などの細胞老化がマウスの実験ではありますが、ゲノムの化学修飾(エピジェネティックス)の乱れから起こることが、アンチエージング研究のスター、米国Harvard大学のDavid A. Sinclair教授が率いる60人以上の研究グループによってCell誌に発表されました。この研究を担った慶應義塾大学医学部神経科学教室の早野元詞特任講師にインタビューする機会を得ました。果たしてどこまで老化の正体に迫っていたのでしょうか?

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「革靴で来たんですか?」とタクシーの運転手さんに呆れられました。弘前市に滞在しています。例年以上の積雪で久しぶりの雪景色です。幸い、雪雲が薄れ、岩木山の真っ白な鶏のとさかのような山頂が時折、顔をのぞかせます。本日は東京にも降雪の予報があり、本当に帰京できるのか?東京駅にタクシーはいるか?など、心配しているところです。東北や北陸地方の豪雪予報も心配です。既にJR東日本は一部の山形新幹線の運休を発表しています。皆さんもどうぞお気をつけ願います。

さて、旧Mmの憂鬱以来、定点観測、ToMMo(東北メディカル・メガバンク)とタイトルした記事は5年振りです。しかしその間、7本ものToMMoに関する記事を執筆しており、常に私の関心の中心にあったことは間違いありません(言い訳に聞こえるかも知れませんが、、)。我が国のゲノム研究の中軸であり、新しい医療やヘルスケアを生む宝物であるためです。これを本当に実現するためには、粘り強い文科省の支援だけでなく、厚労省と民間企業が知恵を絞ることが必要になったのです。勿論、賢い長期の支援と各省庁にわたる調整や規制緩和なども不可欠で、これを実現するのは政治家の責務です。上っ面だけを撫でて揶揄したり、足を引っ張ったりすることは止めてもらい、本質的な理解に基づく、息の長い有効な支援をお願いしたい。一言で言えば、今のToMMoは政治家のインテリジェンスを測る踏み絵であると言ってもよいでしょう。

東日本大震災の復興プロジェクトとして、被災地の15万人の参加を得て行われた10年間の研究機関を完了、2023年2月1日から第二期に入ったToMMoの懊悩に迫ります。

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2023年1月26日に京都大学の服部先生をお招きして、老化細胞を標的とした自己免疫疾患治療薬開発の最前線を議論した動画を公開いたしました。最先端の抗老化研究に触れる機会です。どうぞ下記よりアクセス願います。
https://www.youtube.com/watch?v=mh7lcNxP2lA

ダナフォームの林崎社長から第1回ダナフォームセミナ-「CAGEテクノロジーが解き明かす細胞の新機能」(2023年3月15日14時から)の告知要請がありました。Karolinska InstitutedのJuha Kere教授がゲノムの活性化のメカニズムを講演します。その他、最新の遺伝子発現の最先端を把握するには絶好のシンポジウムとなっています。下記より詳細にアクセスの上、お申込み願います。
https://www.dnaform.jp/ja/information/seminar20230315/

調べれば調べるほど、老化細胞に関する研究が急速に進展していることが分かります。しかも、何故、加齢によって発症率が高まる疾患(糖尿病や動脈硬化、アルツハイマー症など多数)があるのか?というかねてからの疑問に答える分子メカニズムが明らかにされつつあるのです。老化だから仕方ないという時代は終わったのではないでしょうか?生活習慣を正すのは勿論ですが、知らず知らずに各器官や組織に蓄積する老化細胞の除去を真剣に検討する可能性に注目すべきだと思います。今回は順天堂大学大学院医学研究科循環器内科学の南野徹教授が展開する血管内皮の老化細胞に対するワクチンや抗体医薬の研究を紹介します。

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もうお申込みいただきましたか?もうすぐ300人突破です。2月6日午後4時から午後5時、「宮田満のバイオアメージング、老化ワクチン成功か?」(無料リモートLIVE)のお知らせです。今回は順天堂大学大学院医学研究科循環器内科学の南野徹教授をお招きして、血管の老化細胞を標的とした老化ワクチン開発の最先端のお話を伺います。皆さんからのご質問もLIVEでお答えします。以下のリンクからお申込みをお急ぎ願います。
https://www.jba.or.jp/event/post_65/

ビッグ・ファーマの2022年事業報告の季節がやってきました。この時に、ビッグ・ファーマは大胆にパイプラインを取捨選択するのです。バイオベンチャーのCEO(最高経営責任者)の一番胃が痛い時期でもあります。我が国のベンチャーでも、大手製薬企業の戦略転換で契約を突然切られて、ずいぶん痛い目に合わされてきました。特に、CEOの交代期が危ない。役員などの総取り換えも同時に行われるため、旧経営陣のパイプラインの整理を大胆に進められるためです。今年3月15日にスイスRoche社のCEOに、Roche Diagnostic社のThomas Schinecker社長が就任します。丁度、昨日、同社は2022年の事業報告を行ったところです。パイプラインにどんな斧を振るったのか?

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まずは、2月6日午後4時から午後5時、「宮田満のバイオアメージング、老化ワクチン成功か?」(無料リモートLIVE)のお知らせです。今回は順天堂大学大学院医学研究科循環器内科学の南野徹教授をお招きして、血管の老化細胞を標的とした老化ワクチン開発の最先端のお話を伺います。皆さんからのご質問もLIVEでお答えします。以下のリンクからお申込みをお急ぎ願います。
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バイオアメージング(YOUTUBE)で老化細胞や老化のメカニズムに対する最新研究を取り上げています。その取材に基づき、不定期で抗老化最前線という特集を本日より掲載いたします。今回は、京都大学大学院・医学研究科がん組織応答共同研究講座の服部雅一特定教授が進める老化T(ヘルパー)細胞が自己免疫疾患を引き起こすメカニズムに焦点を当てます。若返りはまだ無理ですが、加齢性疾患の新薬開発の手掛かりが老化研究から得られつつあります。

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